大阪府 24年度から段階的に高校授業料の無償化導入 所得制限撤廃

大阪府は8月25日、高校授業料の無償化について対象世帯の所得制限を撤廃する制度案を決めた。2024年度から一部学年で導入し、2026年度に全学年に導入する。同日開かれた戦略本部会議で決定した。
現在60万円となっている「標準授業料」を63万円に増額する。私立高校の年間授業料が標準授業料を超える場合、学校側が越えた分を負担するとしており、今後標準授業料の改訂の必要性を検証していく。
文部科学省によると、世帯の所得を問わない無償化が実現すれば全国初という。