厚労省「ヤングケアラー」の支援拡充へ 基本指針案に明記

厚生労働省は7月10日、2024〜2026年度の介護保険事業の方向性に関する基本指針案を示した。社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会で原案を公表した。この中で注目されたのが中学・高校生の「ヤングケアラー」問題。18歳以下で家族の介護や世話をするヤングケアラーの支援を拡充するよう明記している。また、高齢者の介護保険料の引き上げなどの議論は年末までに結論を得ることを確認した。