訪問介護ヘルパーの4人に1人が65歳以上の高齢者

厚生労働省が所管する財団法人 介護労働安定センターが毎年実施している調査によると、昨年度(令和3年度)訪問介護事業所で働くホームヘルパーの25.4%が65歳以上の高齢者だったことが分かった。
また、介護職で働く人のうち新型コロナウイルスなどの感染症や、けがなど健康面に不安があると答えた人は前年度から7.6ポイント増え、28.1%に上った。
介護職の中でもとりわけ人手不足が深刻と指摘されている訪問介護の現場が、健康面に不安を抱えた高齢のホームヘルパーに支えられている危うい実態が浮き彫りとなった。
令和3年度は全国の8,500事業所から回答を得た。