東京への転入超過が4カ月連続に コロナ禍薄れ回帰か

総務省が5月26日発表した4月の住民基本台帳人口移動報告によると、東京都への転入者が転出者を4,374人上回った。転入超過は4カ月連続となった。
昨年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されていたころは、東京からの転出者が転入者を上回る時期が続き、”脱東京一極集中”傾向と大きな話題になったが、新型コロナ禍の影響が薄れ、都心回帰が強まっているとみられる。
東京都への転入者は5万6,462人と、前年同月比2.2%減となった。転出者は5万2,088人で同5.9%減った。2021年4月は2,348人の転入超過だった。