輸入相手国多角化と自給率向上急務 21年版農業白書

日本政府は5月27日、2021年版「農業白書(食料・農業・農村の動向)」を閣議決定した。新型コロナウイルス禍や、ロシアによるウクライナ侵攻で食料の安定供給に懸念が生じる状況にあると指摘。こうしたリスク軽減のため、輸入依存度が高い日本は輸入相手国の多角化や、食料自給率の向上が急務と強調している。