NTNと阪大 ITによる減災・見守りへ初の長距離無線伝送実験

NTN(本社:大阪市西区)は11月21日、大阪大学の吹田キャンパスで11月7日、ITを活用した防災や見守りに関する共同研究の一環として、拠点間長距離無線伝送実験を実施したと発表した。吹田キャンパスの人間科学科棟周辺を被災地、2.5km離れた吹田市立津雲台小学校を救援本部として想定し、長距離無線を使って送受信を行った。これまでキャンパス内の通信実験は行ってきたが、長距離間の無線伝送を実施したのは初めて。今後も共同研究を通じ、災害による停電・通信遮断時の通信インフラとして自然エネルギーを活用した通信網を構築。防災・減災、そして地域の見守りに役立つシステムづくりにより、地域社会の安全・安心に貢献していく。