6次産業ファンドの初案件に養殖魚の食縁決まる

6次産業ファンドの初案件に養殖魚の食縁決まる

 紀陽銀行が農林漁業成長産業化支援機構などと立ち上げた、紀陽6次産業化投資事業有限責任組合(=紀陽6次産業化ファンド)は、養殖魚の加工・輸出に取り組む食縁(和歌山県新宮市)への出資を決めた。同ファンドの第1号案件となる。普通株式を取得し、1億3490万円を出資する。

 食縁は養殖ブリなどを加工して輸出する計画で、2015年秋に加工場を完成、16年度に約2000㌧の生産を目指す。