クロマグロ乱獲に「警報」水産庁が15年から導入

クロマグロ乱獲に「警報」水産庁が15年から導入

 水産庁は8月25日、クロマグロの水揚げ量が漁獲枠の上限に近づくと、漁業者団体などに「注意報」や「警報」を発するしくみを、2015年から導入する方針を明らかにした。太平洋クロマグロの乱獲防止が狙い。太平洋クロマグロは、野生動物の国際取引を規制するワシントン条約締約国会議(16年開催予定)で、絶滅危惧種に指定される恐れがあり、国際的な資源管理が課題となっている。