京都・祇園祭のハイライト、前祭の23基の山鉾巡行が7月17日、京都市内中心部の四条通〜河原町一帯で行われた。巡行は午前9時ごろ、祇園囃子の響きとともに、先頭の長刀鉾が四条烏丸交差点を出発。”動く美術館”とも称される、豪奢な装飾品に彩られた山鉾23基が都大路を進む。
最大の見せ場は鉾を90度に方向転換する”辻回し”。鉾の車輪の下に竹を敷いて水を撒き、男衆が「よーいとせ」の掛け声とともに縄を引くと、鉾は滑るように向きを変える。
この日、京都市内は午前10時までに気温30度を超え、梅雨明け前の湿気が肌にまとわりつく、蒸し暑さに見舞われた。このため、零年以上に団扇(うちわ)や手持ち扇風機で涼をとる見物客の姿が目立った。7月24日の後祭では別の山鉾11基が巡行する。
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米ペリー 横浜に上陸170年 警備を担った武士目線で記念展
2024年はペリー提督率いる米国艦隊が日本の海に現れ、横浜に上陸し、日米和親条約が結ばれてから170年目にあたる。この節目の年を記念し、ペリー来航に際し現場で警備を担った武士たちの目線から、彼ら残した日記や手紙をもとに、ペリー来航の新たな一面を分かりやすく紹介する展示会が、横浜市歴史博物館で開かれる。
170年記念展『サムライ Meets ペリーWith黒船ー海を守った武士たち』の会期は7月13日〜9月1日。開館時間は9時〜17時。観覧料は一般1,000円、高校・大学生500円、小・中学生200円。
当時、江戸幕府はペリー来航に備えて江戸湾の警備を強化。横浜市域では武州金沢藩(神奈川県横浜市)、鳥取藩(鳥取県)、小倉藩(福岡県)、松代藩(長野県)などが警備を担当した。
京都 祇園祭 四条通で山鉾巡行を前に「鉾建て」始まる
「広重 -摺の極-」国内外から作品330点集めた歌川広重展
国内外から330点の作品を集めた「広重 ー摺の極(すりのきわみ)-」と題した浮世絵師・歌川広重(1797〜1858年)の展覧会が7月6日、大阪市阿倍野区のあべのハルカス美術館で始まった。同展覧会は前半と後半に分け、作品を入れ替えて開かれる。9月1日まで。
歌川広重は風景画の浮世絵で、葛飾北斎とともに人気を集め、『名所江戸百景』はオランダのゴッホが構図や画法を模写したことでも知られる。
広く知られる代表作『東海道五拾三次』から『日本橋 朝の景』『蒲原 夜の雪』など、晩年の代表作『名所江戸百景』から『深川洲崎十万坪』など、このほか、広重が世に知られる前の初期の作品や美人画なども数多く展示されており、広重の様々な魅力に触れることができる。
「H3」ロケット3号機打ち上げ成功「だいち4号」軌道投入
政府「佐渡島の金山」 世界遺産登録へ一部地区除外を容認
京都・東林院で”沙羅双樹の花”見ごろ 世の儚さ表す
ゆかりの奈良・不退寺で在原業平しのぶ「業平忌」
京大と住友林業 世界初の木造人工衛星「LignoSat」完成
京都大学と住友林業は5月28日、2020年4月より取り組んできた「宇宙木材プロジェクト」で、約4年かけて開発した木造人工衛星(LignoSat)が完成したと発表した。6月4日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)へ引き渡す。
これは1辺が100mm角のキューブサットと呼ばれる超小型の衛星で、NASA/JAXAの数々の厳しい安全審査を無事通過。世界で初めて宇宙での木材活用が公式に認められた。今年9月に米国フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げ予定のスペースX社のロケットに搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)に移送する。ISS到着から約1カ月後に「きぼう」日本実験棟より宇宙空間に放出される予定。
「SLIM」月面データから月の起源探る「カンラン石」確認
立命館大学や会津大学などの研究グループは5月27日、千葉県で開かれた学会で、今年1月に日本初の月面着陸に成功した無人探査機「SLIM」が得た月面の岩石の観測データを解析した結果、月の内部に存在し、月の起源を探るうえで重要な手掛かりになる「カンラン石」の存在を確認したことを明らかにした。
このカンラン石はかつて月の内部にあった可能性があるとして、研究グループは今後詳しい化学組成を調べるとしている。月の内部のカンラン石を分析し、地球のものと比較できれば、月は地球に別の天体が衝突して一部が飛び散ってきたとする、現在有力な説を裏付けることにもつながり、月の起源を探るうえで重要な手掛かりになると期待される。