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7月の「後継者難」倒産25件 4年ぶり前年上回る

東京商工リサーチのまとめによると、7月の後継者不在による「後継者難」倒産(負債額1,000万円以上)は、前年同月比31.5%増の25件で、7月としては4年ぶりに前年同月を上回った。全倒産件数の494件に占める構成比は5.0%で、7月としては2018年(4.5%)を上回り、過去最高を更新した。
要因別は、代表者の「死亡」が18件(構成比72.0%)で最多。次いで「体調不良」が5件(同20.0%)で、この2要因で後継者難倒産の9割超(同92.0%)を占めた。産業別では最多が飲食業(4件)を含むサービス業ほかの8件(前年同月比100.0%増)。以下、卸売業4件(同100.0%増)、製造業(同40.0%減)と小売業(同±0.0%)が各3件の順。

中国四川省 猛暑で計画停電 トヨタ,アップル受託工場も

中国・四川省政府は8月14日付で、大半の工場を対象に20日までに生産の一時停止を命じる通知を出した。猛暑で需要が急増した家庭用電力を確保するため、計画停電を実施するもの。この対象にトヨタ自動車や米アップル製品の受託工場も含まれている。
電力使用制限は重慶市や浙江省、江蘇省へも広がっており、世界的なサプライチェーン(供給網)に悪影響が出ることはもちろん、同国の経済を下押しするのは避けられない情勢となっている。

梅毒感染者7,013人と1.7倍 初の年間1万人超の可能性

国立感染症研究所によると、梅毒の感染者数が8月7日までに全国で7,013人と前年同期の1.7倍に急増している。このペースで増えると、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降、初めて年間の感染者が1万人を超える可能性が指摘されている。
7月3日までに報告された感染者の性別は男性67%、女性33%となっている。年代別にみると、女性は20代と30代が合わせておよそ75%を占めている。男性は20代が22.4%、30代が25.4%、40代が25.8%、50代が16.4%と、年齢の高い層にも広がっている。

7月貿易赤字1兆4,367億円と最大に 資源高響く

財務省が8月17日発表した7月の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、1兆4,367億円の赤字だった。赤字は12カ月連続で、赤字額は7月としては最大となった。
エネルギー価格の高騰や円安のため輸入額が前年同月比47.2%増の10兆1,895億円となり、5カ月連続で過去最大を更新した。赤字額は比較可能な1,979年以降で7番目に大きい額となる。輸出額は19.0%増の8兆7,528億円で、2カ月連続で過去最大を更新した。

日揮グローバル インド・チェンナイにセンター設立

日揮ホールディングス(本社:横浜市西区)は8月15日、海外EPC事業会社の日揮グローバル(本社:横浜市西区)が、インド・チェンナイ市に新たにオペレーションセンターを設立すると発表した。同センターの資本金は100万インドルピー(1億3,000米ドル相当)。11月をめどにチェンナイでオペレーションを開始し、2023年3月までにエンジニア約250名体制を目指すとともに、2040年に1,000名体制へ拡大していく計画。
ポストコロナを見据え、産油・産ガス国ではLNGをはじめとする大型設備投資計画の再開が見込まれており、中長期的にも海外でプラント市場の拡大が予測される。こうした状況を踏まえ、新たに海外EPC遂行拠点を設置し、グループとしてのEPC遂行キャパシティを拡大していくことが必要不可欠と判断した。

住友倉庫 タイ・レムチャバンで3期倉庫の建設に着手

住友倉庫(本社:大阪市北区)は8月15日、タイ子会社Sumiso(Leam Chabang)Co.,Ltd.(住倉レムチャバン)が、タイ・レムチャバン地区で3期倉庫の建設に着手したと発表した。所在地はタイ・チョンブリ県バーンラムン郡ロジャナ工業団地レムチャバン内。竣工後の既存の倉庫を合わせた倉庫延床面積は約3万4,000㎡となる。竣工時期は2023年5月の予定。
レムチャバン地区はタイ最大の貿易港レムチャバン港を抱え、また周辺に多くの工業団地が集積し、物流需要が旺盛な地区。