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実質賃金4カ月連続マイナス 7月1.3%減 物価高騰で

厚生労働省が9月6日発表した7月の毎月勤労統計調査によると、一人あたりの賃金は、物価変動を考慮した実質で前年同月比1.3%減少した。前年同月を下回るのは4カ月連続。エネルギーや食品の価格高騰が賃上げに追い付かず、賃金の目減りが止まらない。
従業員5人以上の事業所の調査で、名目の一人あたりの現金給与総額は1.8%増の37万7,809円と7カ月連続で伸びた。基本給にあたる所定内給与は1.2%増えた。伸びは物価上昇のペースを下回る。現金給与総額を就業形態別にみると、正社員などの一般労働者は1.7%増の50万828円、パートタイム労働者は3.0%増の10万6,167円だった。

カワサキ 水素燃料直噴エンジン搭載の四輪車走行

川崎重工業グループのカワサキモータースは9月3日、「ENEOSスーパー耐久シリーズ2022Powered by Hankook第5戦もてぎスーパー耐久レース5Hours Race」を開催中のモビリティリゾートもてぎロードコース(所在地:栃木県茂木町)で、モーターサイクル用水素燃料直噴エンジンを搭載した研究用オフロード四輪車のデモンストレーション走行を行った。
今後この研究車は、カワサキモータース、スズキ、デンソー、トヨタ自動車、ホンダ、ヤマハ発動機の各社と取り組んでいくカーボンニュートラル実現に向けた「二輪車等小型モビリティ用水素燃料エンジン」の研究用素材の一つとして活用していく予定。

世界の干ばつ被害1〜6月で1.85兆円 事態深刻化

保険仲介エーオンのまとめによると、世界の1〜6月期の干ばつ被害額は132億ドル(約1兆8,500億円)に上った。日本経済新聞が報じた。
欧州は異常気象により過去500年で最悪とされる熱波・干ばつに見舞われ、中国も記録的な水不足で湖や大河が干上がる事態となっている。その結果、穀物の収穫量や発電などに深刻な影響が出ており、経済をも揺るがしかねない、地域によっては壊滅的な打撃を被っている。このほか、直近ではパキスタンは自然災害で全国土の3分の1が水没する事態となり、国連レベルでの人道支援が求められている。

 

8月国内自動車販売9.3%減の29万台 部品調達難響く

自動車販売業界団体のまとめによると、8月の国内自動車販売台数は、前年同月比9.3%減の29万42台となり、14カ月連続で前年実績を下回った。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が9月1日発表したデータを集計した。新型コロナウイルス禍により部品のサプライチェーンが断裂。各社とも生産工場の稼働停止を余儀なくされ、減産に追い込まれたことが大きく響いている。

ヤクルト村上51号2ラン 松井秀喜を上回る 記録更新中

プロ野球ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が9月4日、神宮球場で行われた中日との21回戦で、6回に今季51号となる2ランを放ち、2002年の松井秀喜(巨人)がマークした50本を上回った。この結果、1964年に王貞治(巨人)が記録した日本人選手最多の55号にあと4本と迫った。歴代最多は2013年のバレンティン(ヤクルト)の60本で、2位は2001年のローズ(近鉄)、2002年のカブレラ(西武)の55本。5位が1985年のバース(阪神)の54本。

東京都 太陽光パネル設置義務化へ週内にも基本方針

東京都は、今週にも新築住宅への太陽光パネル設置義務化を巡り、条例改正に向け基本方針を策定する。
都は地球温暖化対策の一環として、全国初の新築住宅への太陽光パネル設置義務化を目指している。太陽光発電は二酸化炭素(CO2)を排出しない点では有効だが、パネル設置は住宅の施工費上昇に直結する。パネル設置費用は1棟あたり100万円前後。また、新築物件が日当たりのいい場所とは限らないに、設置を望まない顧客には売れなくなるといった声も出ている。したがって、方針・内容の詰めは容易ではない。

日本コンサルなど3社 インド高速鉄道の軌道業務受注

日本コンサルタンツ(本社:東京都千代田区)、日本工営(本社:東京都千代田区)、オリエンタルコンサルタンツグローバル(本社:東京都新宿区)の3社は9月2日、インド高速鉄道公社より、インド高速鉄道における軌道・車両等施工管理業務を共同で受注し、8月31日に同社と契約を締結したと発表した。
これら3社の共同企業体が、ムンバイ−アーメダバード間の高速鉄道における軌道、車両、車両基地、保守用車および訓練シミュレーターに関して、一括して施工監理業務を受注したもの。契約期間は締結から2030年10月末までの8年超となる。

清水建設 ジャカルタMRT南北線2期地下工区をJV受注

清水建設(本社:東京都中央区)は9月2日、インドネシアの国営建設アディカリヤ社との共同企業体(JV)を組成し、ジャカルタ都市高速鉄道(MRT)南北線2期工事のうち、地下駅舎3駅の建設を含む施工延長1,840mの地下工区(CP202)を受注したと発表した。
発注者はPT.MRTジャカルタ社。新たに受注したCP202工区は、ハルモニ駅からマンガブサ−ル駅までの地下工区で、地下2層・駅長235mのハルモニ駅、地下4層・駅長200mのサワブサ−ル駅、地下4層・駅長220mのマンガブサ−ルの駅舎建設を含む。工期は2022年7月から約89カ月間。延伸区間の開通は2029年内の予定。