「未分類」カテゴリーアーカイブ

三菱重工 シンガポールのケッペルとアンモニア発電で提携

三菱重工業(本社:東京都千代田区)は9月27日、シンガポール政府系コングロマリット、ケッペル・コーポレーションのインフラ部門、ケッペル・インフラストラクチャー・ホールディングスの完全子会社ケッペル・ニュー・エナジー、およびノルウェーを本拠地とするリスクマネジメント・認証サービスプロバイダーDNVとの間で、シンガポールのジュロン島でのアンモニア専焼ガスタービン発電所の定量的リスクアセスメントに関わる戦略的提携で覚書に調印したと発表した。
今回の覚書により、100%アンモニアを燃料とするガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電事業化調査の一環として、DNV主導でアンモニア専焼ガスタービンの安全性調査を実施する。

イオンモール 中国・蘇州新区店 9/30新装開店

イオンモール(本社:千葉市)は9月27日、中国江蘇省蘇州市で運営するショッピングモール、蘇州新区店が9月30日にリニューアルオープンすると発表した。同店の延床面積は約16万4,000㎡で約260店が入居している。今春より順次、専門店56店を刷新するリニューアルを実施していた。

YKK 32億円投じパキスタン・カラチ工場第3期増築

YKK(本社:東京都千代田区)は9月27日、縫製産業が伸びているパキスタンのカラチの工場に2,222万米ドル(約32億円)を投じ、第3期増築を実施すると発表した。ジーンズ用や綿パンツ用などの加工輸出向けファスナーの市場拡大に伴う需要増に応える。すでに9月に第3期の増築工事に着工、2024年5月の完成を予定。
事業を担うYKKパキスタン社の第3期増築の詳細は、土地面積5万716㎡、建屋面積1万3,320㎡。

双日 マレーシア・ジョホール州で脱炭素で共同調査

双日(本社:東京都千代田区)は9月27日、マレーシア・ジョホール州の経済開発公社、ジョホール・コーポレーション(ジョイコープ)と同州における水素、アンモニアを活用した、脱炭素社会の実現に向けた事業化調査を共同で実施すると発表した。水素、アンモニアの輸入から燃料としての利用に至るまでの、持続的なサプライチェーン(調達・供給網)の構築が目的。

スズキ「空飛ぶクルマ」開発のSkyDriveへ出資

スズキ(本社:静岡県浜松市)は9月26日、「空飛ぶクルマ」および「物流ドローン」の開発を進めるSkyDrive(本社:愛知県豊田市)へ出資したと発表した。両社は2022年3月に「空飛ぶクルマ」の事業・技術連携に関する協定を締結し、将来の協業や事業開発について検討してきた。
今回の出資により、両社に連携をさらに強化し、他の出資企業とも協力して、新しいモビリティ「空飛ぶクルマ」の社会実装を目指す。

塩野義 コロナ治療薬 最終治験で症状改善効果

塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は9月28日、開発中の新型コロナウイルス治療薬について、最終段階にあたる臨床試験(治験)の結果を発表した。変異型「オミクロン株」に特徴的な鼻水、鼻づまりや呼吸器症状、発熱など5症状が消えるまでの時間が、プラセボ(偽薬)に比べ約24時間短かった。今回の結果を受け、同社は早期の実用化を目指す。

林外相 スリランカ大統領と会談 日中印で債務協議

林芳正外相は9月27日、安倍元首相の国葬参列のため来日したスリランカのウィクラマシンハ大統領と東京都内で会談した。前政権の失政で経済危機に陥っているスリランカの債務に関し、日本、中国、インドを中心とした全債権国が参加した協議で、透明かつ公正に再編されることが重要との認識で一致した。

中国人民元 約14年半ぶり安値 1ドル=7.23元

中国の上海外国為替市場で9月28日、中国の通貨、人民元が対ドルで一時1ドル=7.23元まで下落した。2008年1月下旬以来約14年半ぶり安値水準となった。米国、中国の中央銀行、FRB(米連邦準備制度理事会)と人民銀行の金融政策の方向の違いから、人民元が売られやすくなっている。

ニプロ ベトナム・ハノイとダナンに営業所開設

医療機器大手のニプロ(本社:大阪市北区)は9月26日、ベトナムの医療機器販売子会社、ニプロセールスベトナムカンパニーLTD(本社:ホーチミン市)が、首都ハノイ市と中部ダナン市に営業所を開設したと発表した。2営業所の開設に伴い、医療現場のニーズに応え、より地域に密着した事業活動を推進していく。

安倍元首相「国葬」海外から50人近い首脳級参列

安倍晋三元首相の国葬は9月27日、日本武道館(所在地:東京都千代田区)で午後2時過ぎから、東京都心部にテロ対策など終日厳戒態勢が敷かれ、国葬を巡る世論が賛否割れる中、執り行われた。
海外から米国のハリス副大統領、インドのモディ首相、オーストラリアのアルバニーニー首相、ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席ら元職を含め50人近い首脳級要人はじめ、国内外合わせ4,200人が参列した。また、一般献花会場には長い列ができ、午後6時時点で2万3,000人が訪れ、憲政史上最長の通算8年8カ月にわたり在任した元首相に別れを告げた。
国葬が行われたのは、1967年の吉田茂元首相以来、55年ぶり2度目。