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東芝エネルギーS タービン発電機検査ロボを実用化

東芝エネルギーシステムズ(本社:川崎市幸区)は10月12日、発電所用タービン発電機向け2種の検査ロボットによる保守サービスを本格的に提供開始すると発表した。中・大型発電機に加え、小型発電機にも対応可能な「薄型検査ロボット」とバッフル乗り越えを可能とする「高機能型検査ロボット」の2種類をラインアップ。国内外の発電所向けに検査サービスを幅広く展開する。薄型検査ロボットは、一部の海外原子力発電所での検査サービスを開始しており、高機能型検査ロボットは2023年度からサービスを開始する。
ロボットを使うことで、回転子を引き抜くことなく、従来の精密検査期間の約半分の12日程度(発電機分解・組み立て期間含む)で発電機内の回転子と固定子の詳細検査が可能となる。

CEATEC 2022 3年ぶりリアル開催 メタバース体感

国内最大級のIT(情報技術)見本市「CEATEC(シーテック)2022」が10月18日、千葉・幕張メッセで開幕する。今回の見どころは、日々の暮らし、生活に入り込む仮想空間「メタバース」を体感できる展示。また、3年ぶりにリアルでの開催が復活する。だが、出展者は想定ほど伸びず、2019年と比べると3割程度減少する見通し。

外国人含め観光地に活気 旅行支援開始後初の週末

秋の観光シーズンに加え、政府の観光振興策「全国旅行支援」(東京除く)が始まって初の週末となった10月15日、各地の観光地は海外からの個人客や国内旅行客らが足を運んだ。
大阪・ミナミ、道頓堀、京都・嵐山、清水寺周辺は多くの人手でにぎわい、伊勢神宮では内宮近くの「おかげ横丁」も朝から観光客の姿が戻っていた。
旅行業界でも「予約状況をみると、コロナ禍前の水準に戻っている」の声も聞かれるほど。それだけにホテルや飲食店、土産物店などの期待は久しぶりに高まっている。ただ、旅行予約サイトに繋がらないといった状況に加え、自治体ごとにルールを決めている今回の支援策で、準備不足で詳細が未定の部分があり、新規予約の受け付けを停止する事業者もあり、高まる期待をよそに実現度合いは”想い半ば”だ。

ABCマート ベトナム進出 まずホーチミンに2店舗

くつ小売店、ABCマート(本社:東京都渋谷区)は10月29日にベトナム・ホーチミン市1区のドンコイ通りとレタントン通りの角地に、ベトナム1号店(路面店)をオープンする。また、12月15日にはホーチミン市直轄トゥードゥック市トゥーティエム新都市区に開業する商業施設「ティソモール」にベトナム2号店をオープンする予定。このほか、2023年度までにホーチミン市やハノイ市の大都市に合わせて6店舗の出店を計画している。
同社の海外事業は今回のベトナムが韓国、台湾、米国に次ぐ4カ国・地域目で、グループとしては初の東南アジア進出となる

日本混合団体5連覇 決勝でフランスに4−2 世界柔道

柔道の世界選手権最終日は10月13日、ウズベキスタンの首都タシケントで男女混合の団体戦が行われ、東京五輪銀メダルの日本は決勝で、同五輪金メダルのフランスに4−2で勝ち雪辱、世界柔道選手権で男女混合団体で5連覇を達成した。
チームは男女各3人の計6人で構成され、男子は73キロ、90キロ、90キロ超、女子は57キロ、70キロ、70キロ超の体重区分で争った。日本は初戦の2回戦でドミニカ、準々決勝でオランダ、準決勝でドイツに、いずれも4−0で危なげなく勝ち上がった。

東洋紡 タイで合弁のエアバッグ用ナイロン工場竣工

東洋紡(本社:大阪市北区)は10月12日、タイの石油化学製品大手のインドラマ・ベンチャーズ傘下のIndorama Plyester Industries PCL(所在地:タイ・ラヨーン県、以下、IPI)と2020年1月に設立した合弁会社Toyobo Indorama Advanced Fibers Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク「、以下、TIAF)が、新たに自動車用エアバッグ用ナイロン原糸の生産工場を竣工し、10月11日に開所式を行ったと発表した。10月より試験生産を開始し、2023年半ばの商業生産開始を目指す。
総投資額は25億9,600万タイバーツ(約100億円)、工場は鉄骨造5階建て(一部7階建て)。敷地面積1万2,875㎡、延床面積2万2,833㎡。生産能力は最大年間1万1,000トン。TIAFへの出資比率は東洋紡50%、IPI50%。

ファストリテイリング最終利益60.9%増で過去最高

国内外で「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが10月13日発表した2022年8月期連結決算(国際会計基準)で、最終利益は前期比60.9%増の2,733億円と過去最高だった。売上収益は同7.9%増の2兆3,011億円。欧米諸国や東南アジア市場が好調だったことに加え、急速な円安で海外収益の円換算額が膨らんだ。

NYで1ドル=148円86銭 32年ぶり円安水準 7日続落

ニューヨーク外国為替市場で10月14日、円相場は7日続落した。その結果、前日比1円60銭円安・ドル高の1ドル=148円75〜85銭で取引を終えた。一時は148円86銭と1990年8月以来、32年ぶりの円安水準を付けた。
14日に発表された米国の経済指標が市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレを抑えるため、急激な利上げを続けるとの見方が広がり、全面高を後押しした。