「未分類」カテゴリーアーカイブ

東急建設 帝人と共同で水素燃料電池活用の実証実験

東急建設(本社:東京都渋谷区)と帝人(本社:東京都千代田区)は10月17日、共同で水素燃料電池を建設工事現場で電源として活用する実証実験を実施すると発表した。この実証実験は東急が進める渋谷駅周辺開発の建設工事現場で2023年4月から開始する。
これまで両社が個別に進めてきた取り組みや方向性が合致し、共同実施することになった。実証実験では水素燃料電池の活用による騒音や振動などの低減効果を確認することや、水素燃料電池の安全性や信頼性を評価することなどを目的とし、建設現場や水素燃料の普及における課題の解決を目指すもの。

川崎重工 台湾の義芳化学向けにガスエンジン出荷

川崎重工業は10月17日、台湾の大手化学会社、義芳化学工業股份有限公司(以下、義芳化学)の桃園工場ガスエンジン増設プロジェクト向けにカワサキグリーンガスエンジン「KG-18」1基を出荷したと発表した。
義芳化学は1950年に創業した台湾でも有数の酸・アルカリ化学品製造会社で、今回のプロジェクトは桃園工場の生産能力増強に伴い、8MW級ガスエンジン自家発電設備を増設するもの。出荷したガスエンジンは電気・蒸気を供給する自家発電設備として2023年5月下旬に運用を開始する予定。

習総書記 台湾統一へ「武力行使を放棄せず」明言

中国共産党の5年に1度の第20回党大会が10月16日、北京市の人民大会堂で開幕した。習近平(シー・ジンピン)総書記は過去5年間の成果と今後の方針を示す活動報告で、台湾統一方針を巡り「決して無力行使の放棄を約束しない。必要なあらゆる措置をとる選択肢を持ち続ける」と強調した。5年前の報告より大幅に表現を強め、介入を強める米国や、対話の重要性を訴える台湾の蔡英文政権を威圧、対立を際立たせた。

サッカー天皇杯 甲府が初V J2クラブ2度目の快挙

天皇杯JFA第102回全日本サッカー選手権大会は10月16日、J2のヴァンフォーレ甲府とJ1のサンフレッチェ広島の間で決勝戦が行われた。
試合は1−1のまま延長線でも決着がつかず、PK戦で甲府が5−4で制した。J1チームを次々と破り、決勝戦まで勝ち上がった甲府の粘り強さが目立ち、中でも甲府のGK河田の再三の好セーブが光った。
甲府は天皇賞初V。J2勢としては2011年のFC東京以来の2度めの快挙となった。

競馬G1秋華賞スタニングローズ優勝 3冠阻む

3歳牝馬3冠レースの最終戦、第27回秋華賞(G1、芝2,000m、16頭出走)は10月16日、宝塚市の阪神競馬場で行われ、3番人気のスタニングローズ(坂井瑠星騎乗)がゴール前、力強い末脚を繰り出し、1分58秒6で優勝した。同馬はG1初勝利で1着賞金1億1,000万円を獲得した。
春の桜花賞、オークスを制し、このレースで3冠達成が懸かっていた、1番人気に支持されていたスターズオンアースは道中の位置取りが悪く、持ち味の末脚で懸命に追撃したが及ばず3着に終わった。2着には2番人気のナミュールが入った。
坂井騎手はG1初勝利。高野友和調教師はG1・4勝目で、秋華賞は2014年以来2勝目。

拒食症 10代患者がコロナ前の1.7倍に 学会調べ

日本摂食障害学会の調査グループによると、拒食症の患者が若い世代を中心に増え、10代の患者は2021年、コロナ前の1.7倍に上ったことが分かった。同学会ではコロナ禍での日常生活の変化がストレスになり、発症につながっているのではないかとみている。
同グループは、全国の摂食障害の専門治療を行っている医療機関を対象に、2022年5月から7月にアンケートを行い、28カ所から回答を得た。
その結果、初診の外来患者で「神経性やせ症」、いわゆる拒食症だった人は2019年には400人だったのが、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年は1.2倍の480人、2021年はおよそ1,5倍の610人になっている。とりわけ顕著なのが10代で、2019年に199人だったのが、2020年は296人でおよそ1.5倍、2021年は347人でおよそ1.7倍に増えている。同学会では、2020年、2021年の患者の30%余りはコロナ禍が影響しているとみられるとしている。

オリックス劇的サヨナラ 2年連続で日本シリーズへ

プロ野球日本シリーズは10月15日、2年連続でヤクルトとオリックスで争われることが決まった。セ・リーグは14日、阪神に3連勝して4勝(レギュラーシーズン優勝のアドヴァンテージの1勝含む)し、日本シリーズ進出を決めたヤクルト。
これに対しパ・リーグは前日、ソフトバンクに敗れ、王手をかけたまま迎えたオリックス。
4回、吉田正尚の2ランホームランで先制、試合を有利に進めながら7回、デスパイネに同店2ランホームランを浴び、大接戦となった。しかし9回二死、ニ、三塁で中川圭太がソフトバンクのクローザー、モイネロからレフト前へタイムリーヒットを放ち、試合を決めた。

スノーピーク 中国での物販・体験事業で合弁設立

スノーピーク(本社:新潟県三条市)は10月14日、中国法人2社と中国における物販事業や体験事業の推進を目的に合弁会社「Snow Peak Nature(Beijing)Cultural Development Co.,Ltd.」(以下、Snow Peak China)を設立したと発表した。
合弁相手の中国法人は、仁恩(北京)国際商業管理有限公司(以下、仁恩)、中信聚信(北京)資本管理有限公司(以下、Citio Trust PE)の2社。
新会社Snow Peak Chinaの資本金は2,000万元で、出資比率はスノーピーク45%、仁恩40%、Citio Trust PE 15%。2022年10月に設立し、2023年上期に営業開始の予定。スノーピークの海外拠点としては米国・韓国・台湾・英国に続き5拠点目となる。

富士フィルム コロナ用アビガン開発中止を発表

富士フィルムは10月14日、子会社の富士フィルム富山化学が新型コロナウイルス感染症の治療薬として承認を目指していた「アビガン」の開発を中止したと発表した。臨床試験で患者への有効性が確認できなかった。
アビガンは抗インフルエンザウイルス薬として開発。新型コロナウイルスの治療薬候補として、厚生労働省に承認申請していた。2021年4月、患者316人を目標に臨床試験を始めたが、2022年3月までに84人の患者を受け入れ、試験を終えていた。