経済産業省が11月10日発表した8日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、1日時点の前回調査と比べて30銭高い169円だった。この結果、10週連続の上昇となり、利用者の家計を一段と圧迫しそうだ。169円台は2014年8月以来、約7年3カ月ぶり。
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日本酸素HD 日本,中国,韓国で電子材料ガスの生産能力2倍に
日本M&Aセンター タイ・バンコクに駐在員事務所開設
日本M&Aセンターホールディングス(本社:東京都千代田区)は11月9日、中堅・中小企業の合併・買収(M&A)を支援するサービスを提供する連結子会社の日本M&Aセンター(本社:東京都千代田区)が、タイの首都バンコクに8日付で駐在員事務所を開設したと発表した。近年増加するクロスボーダーM&Aの中でも、とくにニーズが高いASEAN地域への対応を強化する。
日本M&Aセンターは、2016年4月のシンガポール・オフィスを皮切りに、2019年10月にインドネシア駐在員事務所、2020年2月にベトナム現地法人、2020年3月にマレーシア駐在員事務所を開設し、クロスボーダーM&A案件のサポート体制を強化している。
伊藤忠エネクス 太陽光発電設備導入でタイ1号案件締結
エネルギー商社の伊藤忠エネクス(本社:東京都千代田区)は11月9日、タイのグループ会社、ITCエネクス(タイランド)が、センコーグループホールディングス(本社:東京都江東区)のグループ会社、センコーロジスティクス・ディストリビューション(タイランド)に、自家消費型の太陽光発電設備を導入することで契約を締結したと発表した。伊藤忠エネクスが手掛ける自家消費型太陽光発電設備のタイにおける最初の案件となる。
同事業は、工場や倉庫などに太陽光発電設備を設置し、発電した電気を自家消費してもらうサービス。再生可能エネルギー由来の電力で顧客企業のCO2排出量およびエネルギーコストの低減を実現するビジネスモデルとなる。今回の案件では年平均約125.0トンのCO2削減を見込む。
商船三井,ジャパンエンジン 舶用水素燃料エンジン船で実証
20年の世界の産業用ロボット稼働300万台,新規設置38.4万台
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、国際ロボット連盟がまとめた2020年に世界全体の工場で稼働した産業用ロボットは前年比10%増の300万台、新規設置台数は同0.5%増の38万4,000台だった。このうち中国内の工場で稼働した台数は21%増の94万3,223台、新規設置台数は20%増の16万8,400台といずれも大幅に増加した。
国・地域別の新規設置台数をみると、中国が圧倒的トップで、2位の日本(3万8,700台)を大きく引き離しており、伸び率も過去最高となった。
2020年に中国で販売された産業用ロボットのうち、中国メーカーのロボットは4万5,000台で全体の27%、外国メーカーのロボット(外国メーカーが中国で生産するものを含む)は12万3,000台で73%をそれぞれ占めている。この割合は過去5年間大きな変動はなく、中国の産業用ロボット市場では、引き続き外国メーカーが中心的な役割を果たしている。
NTT,東京センチュリー インドのデータセンター事業拡大
日本電信電話(本社:東京都千代田区、以下、NTT)およびNTTグローバルデータセンタ-(本社:東京都千代田区、以下、NTT GDC)と東京センチュリーは11月8日、インドにおけるデータセンター事業の運営協業をナビムンバイエリアに拡大すると発表した。
具体的には、シンガポールに新設する中間持株会社(以下、SPV)を通じて、NTT Global Data Centers NAV2 Private Limited(以下、NAV2)が保有するデータセンター事業にかかる資産等を共同保有する。今後データセンターを順次建設し、インドにおけるデータセンター事業の拡大を図っていく。
すでに世界20以上の国・地域でデータセンターを運営し、総建物面積約14万㎡と86MWの電力を提供しており、今後も220万㎡、166MWのデータセンターの開発を計画している。
10月企業倒産525件で57年ぶり低水準 コロナ関連は最多の159件
東京商工リサーチのまとめによると、2021年度10月度の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数が前年同月比15.8%減の525件、負債総額が同25.6%増の984億6,400万円だった。
件数は5カ月連続で前年同月を下回った。10月度としては1989年(589件)以来、32年ぶりの500件台にとどまった。これは1964年の449件に次ぐ、57年ぶりの低水準。負債総額は3カ月連続で前年同月を上回り、今年3番目の規模となった。負債5億円以上10億円未満は16件(前年同月21件)と減少したが、同1億円以上5億円未満が109件(同90件)で、同50億円以上の3件(同1件)を含む同10億円以上が17件(同12件)と増加し、負債額を押し上げた。
10月のコロナウイルス関連倒産は前年同月比50.0%増の159件に上り、9月の155件を上回り、月間最多を更新した。この結果、2021年1~10月累計は1,346件(前年同期615件)となっている。