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オリックス山本由伸投手に初の沢村賞 投手4冠で全会一致

プロ野球で最も顕著な活躍の先発完投型のピッチャーに贈られる「沢村賞」が11月22日発表され、投手4冠のオリックスの山本由伸投手が初めて受賞した。
山本投手は今シーズン26試合に登板し、いずれもせ・パ両リーグ通じてトップの18勝、防御率1.39、206奪三振、勝率7割8分3厘の好成績を残し、沢村賞選考基準の7つのうち、5つの部門で基準をクリア。ほかの投手と比べようがないくらい突出しているとして、選考委員会の全会一致で決定した。

大阪メトロなど 「レベル4」の自動運転バスの実証実験

大阪メトロ(大阪市高速電気軌道)は11月22日、関西電力、NTTドコモなど9社と自動運転バスの実証実験を始めると発表した。2025年の大阪・関西万博会場を想定した1周約400mの専用のテストコースで、一定の条件で運転を完全自動化する「レベル4」相当の走行を試す。実証実験は2022年3月ごろに実施する。高速通信規格「5G」を利用した運行状況の管理や人工知能(AI)による信号の識別などを検証する。万博の交通手段として導入を目指す。実証実験には一般からモニターを募集する。

大阪府知事 予防目的の「抗体カクテル療法」対象範囲拡大を

大阪府の吉村知事は全国知事会の会合で、新型コロナウイルスの発症を予防する目的での「抗体カクテル療法」について、高齢者施設などでクラスターが起きた場合に対応できるよう、投与の範囲を広げるべきだとの考え方を示した。
厚生労働省はこのほど、「抗体カクテル療法」について、発症を予防する目的での投与も条件付きで承認した。投与する人を、患者に濃厚接触した家族などか無症状の患者とし、かつ原則として重症化リスクがあることなどを条件としている。
この点について、吉村知事は11月21日、オンラインで開かれた全国知事会の会合で、この冬の間に高齢者は2回目のワクチン接種後6カ月が過ぎる。高齢者に感染が拡大した場合、「とりわけ高齢者施設などでクラスターが発生した場合、ワクチンの未接種者に投与できるよう、対象の拡充をお願いしたい」と、投与の範囲を広げるべきだとの考えを示した。

日印外相 海洋進出強める中国念頭に米豪と緊密連携を確認

林芳正外相は11月22日、インドのジャイシャンカル外相と電話会談し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、米国とオーストラリアを含めた4カ国の枠組み「クアッド」で緊密に連携する方針を確認した。海洋進出を強める中国を念頭に、東・南シナ海での力による一方的な現状変更の試みに反対する考えも共有した。

アジア開銀 カンボジアの3都市の排水改善に1.8億㌦融資

アジア開発銀行(本部:フィリピン・マニラ、ADB)は11月19日、カンボジアの3都市におけるインフラ整備に総額1億8,000万米ドル(約205億円)を融資すると発表した。北西部のパンテイメンチェイ州ポイペト、南東部のスバイリエン州バベット、南部カンポット州カンポットの3カ所で排水システムの改善・管理などを進める。

新生銀行の買収防衛策に国が反対方針 臨時株主総会で否決か

SBIホールディングスによる新生銀行への株式公開買い付け(TOB)を巡り、国は新生銀行が導入を目指す買収防衛策に反対の方針を固めたことが分かった。新生銀行は防衛策の是非を諮るため、11月25日に開催する予定の臨時株主総会で反対の議決権を行使する。国は新生銀行の大株主で、SBIの新生銀行への保有分も合わせると反対は4割以上に達する。このため、新生銀行による防衛策は否決される見通しが強くなった。
国は預金保険機構と整理回収機構を通じて、合わせて新生銀行の2割強の株式を保有している。新生銀行の経営陣が決定した買収防衛策を発動するには、株主の過半数の賛成が必要だ。新生銀行株を保有する一部投資ファンドも防衛策に否定的とみられており、反対が過半となる可能性が高い。SBIと並ぶ大株主の国が防衛策への反対方針を固めたことで、新生銀行が防衛策を取り下げる可能性もある。

ヤマト運輸と日野自 超低床小型EVトラックで集配業務の実証

ヤマト運輸(本社:東京都中央区)と日野自動車(本社:東京都日野市)は11月22日、24日から日野が開発した超低床・ウォークするの小型BEV(Battery Electric Vehicle)トラック「日野デュトロZEV」を用いた集配業務の実証実験を開始すると発表した。この実証実験では温室効果ガス排出量削減効果や、集配業務における効率性・作業負荷低減の効果などを確認する。
実証実験は2021年11月24日~2022年5月末。実証台数は2台。実施場所はヤマト運輸日野日野台センター(所在地:東京都日野市)、ヤマト運輸狭山中央センター(所在地:埼玉県狭山市)。

日本郵船 フィリピンの河川環境回復に150万ドル寄付

日本郵船(本店:東京都千代田区)は11月19日、フィリピンの大手複合企業サンミゲル・コーポレーション(以下、サンミゲル社)が取り組んでいる「河川回復プロジェクト」に賛同、5年間で総額150万ドル(約1億7,000万円)の寄付を決定し、同日オンライン調印式を執り行ったと発表した。
オランダに本部を置く非営利団体「オーシャン・クリーンアップ」の調査によると、年間約36万トン以上のプラスチックごみがフィリピンの河川に廃棄され、おきな環境問題となっている。中でも首都圏を横断しマニラ湾に流れ込むパシッグ川とタラハン川は最も深刻で、重大な環境問題鵜を引き起こしている。サンミゲル社は現在、洪水の被害を軽減し廃棄物の海洋への流出を防ぐためパシッグ川およびタハラン川の浚渫、回復を進めている。寄付される150万ドルは浚渫作業用機材の追加購入費用に充てられる。

清鋼材 中国江蘇省昆山市の連結子会社の出資持分を譲渡

鋼材加工の清鋼材(本社:新潟県糸魚川市)は11月18日、中国江蘇省昆山市の連結子会社、昆山清陽精密機械有限公司の全出資持分(79.64%)を上海鵬成協通企業発展有限公司(所在地:中国・上海市)に譲渡することを決め、同日付で契約を締結したと発表した。譲渡価額は3,504万人民元(6億3,000万円)。持分譲渡実行日は2022年1月31日の予定。
同子会社は2003年に設立し、主に中・大型の建設機械および産業機械用の鋼材部品加工を主体として事業展開してきた。しかし、コロナ禍に伴い事業を取り巻く経営環境の変化や今後の事業の方向性を勘案した結果、保有する全出資持分を譲渡することが最適と判断した。

グランアレグリア マイルCS連覇 有終の美飾る 圧巻の強さ

競馬の第38回マイルチャンピオンシップ(G1・芝1600m)が11月21日、阪神競馬場で全16頭が出走して行われた。今回が引退レースとなる1番人気馬のグランアレグリア(クリストフ・ルメール騎手)が1分32秒6で快勝。2020年に続き、連覇を飾った。馬群の後方にいた同馬は、直線だけで10数頭をごぼう抜きし、ケタ違いの強さをみせた。2着には2番人気のシュネルマイスターが入った。グランアレグリアは父ディープインパクト、母の父タピット。牝5歳。美浦・藤沢厩舎。