内角府が12月8日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.9%減、年率3.6%減だった。11月の公表した速報値(前期比0.8%減、年率3.0%減)から下方修正した。個人消費や公共投資などが下振れしたのが要因。
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キリン合弁問題 ミャンマー投資相「法律に基づき解決」
日本 第6波に備えコロナ病床3.7万人分確保 医師・看護師も
日本工営など ベトナムで自動運転車両の実用目指し実証実験
日本工営(本社:東京都千代田区)は12月7日、ベトナムの大手不動産デベロッパーEcoparkグループのECOTEK TECHNOLOGICAL SERVICES JOINT STOCK COMPANY(以下、Ecotek社)、AIや次世代モビリティの研究・開発を行うPHENIKAA-X JOINT STOCK COMPANY(以下、Phenikaa X社)の3社が、2021年12月に協力覚書を締結し、協力事業として自動運転車両の走行実証実験を開始したと発表した。
同実証実験は、ベトナム・ハノイ近郊でEcoparkグループが進めている国内最大規模のタウンシップ開発「Ecoparkプロジェクト」の域内約2km範囲で、Phenikaa X社が研究・開発する自動運転車両の走行試験を行い、その安全性と利便性、自動運転モビリティの導入可能性を実証する。2023年末までに自動運転車両のサービス開始と、居住者および域外からの訪問者が域内外交通の手配をスムーズに行うことができるMaaSアプリケーションの本格運用開始を目指す。
ブリヂストン 中国のトラック・バス用タイヤ生産拠点集約
ブリヂストン(本社:東京都中央区)は12月7日、中国におけるトラック・バス用ラジアルタイヤ生産拠点を集約すると発表した。中国国内の供給体制の最適化、競争優位の観点、地域社会への影響などあらゆる要素を検討した結果、これまでの2拠点体制のうち普利司通(瀋陽)輪胎有限公司(以下、BSSY)に生産拠点を集約し、普利司通(恵州)輪胎有限公司(以下、BSHZ)は工場閉鎖することで競争力を維持していくことを決めた。BSHZは2021年12月末に工場閉鎖する。
同社は中期事業計画(2021~2023年)で「稼ぐ力の再構築」へ向けて、タイヤ、多角化、内製などのすべての事業で、グローバル生産拠点再編を中長期的なスパンで検討していたが、今回この一環として生産拠点の集約を決めた。
MFMとNEC 営農支援で北海道・小麦農場で実証実験
エム・エス・ケー農業機械(以下、MFM)と日本電気(以下、NEC)は12月6日、共同で「持続可能な農業の発展」に向け、営農支援分野での実証実験を開始したと発表した。この実証は、北海道河西郡芽室町の小麦農場約170ha(東京ドーム約34個分)で約2年かけて実施する。
MFMが取り扱う先進機能搭載農機での収穫によって圃場ごとの収量を把握するとともに、NECの農業ICTプラットフォーム「CropScope」を活用し、衛星画像や各種センサーから営農・環境データを可視化する。可視化で集積されたデータをもとに、AIによる営農アドバイスの価値検証を行い、AIが提案した最適な施肥設計に基づいて自動的かつ精密に可変施肥を行える施肥機との連動を目指す。両社は営農現場での課題解決を通して、「持続可能な農業の発展」に貢献していく。
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キリンHD 国軍系企業との合弁解消へ国際仲裁センターに提起
21年1~11月飲食業倒産24.7%減の596件 居酒屋30年間で2番目
東京商工リサーチのまとめによると、2021年1~11月の飲食業倒産(負債1,00万円以上)は、前年同期比24.7%減の累計596件となった。このうちコロナ関連倒産は275件(構成比46.1%)と約半数を占めている。
業種別にみると、「酒場・ビヤホール(居酒屋)」が前年同期比15.4%減の137件に上り、通年では2012年(141件)をを上回ることは確実となった。このペースで推移すると2020年の174件に次ぎ、過去30年間で2番目を記録する可能性が高い。また、コロナ関連倒産は80件で、居酒屋倒産の約6割(構成比58.3%)を占めた。
企業の間で忘年・新年会はしないとするところが圧倒的に多く、居酒屋をはじめ飲食業界は、まだまだ厳しい状況が続きそうだ。