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ダイハツ 1/24~25日も生産一部停止 新型コロナ感染拡大防止

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は1月21日、従業員の間で新型コロナウイルスへの感染が広がるのを防ぐため、週明けの24、25日の2日間も滋賀工場での生産の一部を停止すると発表した。また、池田市の本社工場でも、仕入れ先での感染拡大により部品の供給の遅れが続いていることから、一部の車種を除いて24日の生産を取りやめる。
同社では滋賀第2工場の従業員30人余が感染していることが確認されたことから、21日までの3日間、2交代制のうち夜勤部分の生産を停止していた。当初の計画では、週明けからフル生産を再開する予定だった。

21年上場企業の「早期・希望退職」募集84社 鉄道,観光関連も

東京商工リサーチのまとめによると、2021年に早期・希望退職を開示した上場企業は84社だった。前年の93社から9社(9.6%)減少したが、2年連続で80社を超えた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響が長引く業種を中心に、募集企業の数は高水準で推移している。
募集人数は人数を公表した69社(若干名企業を除く)で1万5,892人に上った。前年の1万8,635人から2,743人(14.7%)減少したが、2年連続で1万5,000人を超えた。2年連続での1万5,000人超は2002年(3万9,732人)、2003年(1万6,833人)以来18年ぶり。新型コロナが直撃した鉄道、観光関連、アパレルのほか、製造業などでも目立ち、1,000人以上の募集が5社と高い水準で推移した。
業種では、アパレル・繊維製品が11社で、前年(18社)に続き2年連続で最多となった。観光関連(4社)は2010年以来11年ぶりに発生した。また、移動制限、人流抑制が直撃した鉄道・航空を含む交通インフラも8年ぶりに募集した。

スズキ 国内2工場操業1/22停止 22年3月期257万台の計画維持

スズキは1月21日、湖西工場(所在地:静岡県湖西市)と相良工場(所在地:静岡県牧之原市)の22日の操業を停止すると発表した。部品の仕入れ先工場で新型コロナウイルスの感染者が出た影響で、部品の調達が困難になったため。ただ、挽回生産のめどはついているとし、2022年3月期で257万台としている生産計画は維持する。

塩野義製薬 新型コロナ飲み薬の治験データの提出開始

塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は1月20日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、医薬品の審査を行う医薬品医療機器総合機構(PMDA)に初期の臨床試験(治験)のデータを提出したと発表した。最終治験のデータも順次提出し、早期の承認申請に向けてPMDAや厚生労働省と協議を続ける。
開発中の飲み薬はウイルスの増殖に必要な酵素の働きを妨げる。感染初期に投与して重症化の抑制と発熱やせきなどの症状改善を狙う。初期の治験は国内の20歳以上55歳以下の健康な成人75人を対象に安全性を検証した。2021年9月末から始めた最終治験は無症状者や軽症者、中等症患者を合わせて約2,100人を対象とする計画。

厚労相 5~11歳の接種承認 3月にも開始 ファイザー製

厚生労働省は1月20日の専門部会で、5~11歳を対象とする小児用の新型コロナウイルスワクチンの承認を了承した。これを受けて厚労相が21日に正式承認、3月にも接種を始める。感染力の強いオミクロン株の感染急拡大により、ワクチン未接種の子どもが感染するリスクが急速に高まっており、希望者に接種できる環境を整える。接種するのは特例承認したファイザー製。

世界の新型コロナの新規感染1/19に最多の423万人を記録

米ジョンズ・ホプキンス大のまとめによると、世界の新型コロナウイルスの1日の新規感染者は1月19日に423万人に上り、過去最多となった。感染力の強い「オミクロン株」の、中南米や中東での感染が急速に拡大している。ただ、死者数の増加は抑えられており、感染が先行していた英国や米国ではピークは過ぎ、減速の兆しもある。
新規感染者数は7日移動平均で300万人を超えており、2021年末時点では131万人程度だっただけに、3週間弱で2倍超に膨らんでいることになる

双日 インド市場で消費財・食品の卸売事業に参入 株式取得

双日(本社:東京都千代田区)は1月20日、インドのスタートアップ企業、Intelligent Retail Private Limited(以下、RIPPLR(リップラー))による第三者割当増資を引き受け、成長を続けるインド市場で消費財・食品の卸売事業に参入したと発表した。今回の出資を通じて、約14億人の人口をベースとしたインド市場のリテール領域を強化する。

21年東南アからの訪日客 前年比93.8%減の4万2,660人 JNTO

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2021年に東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国(タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール)から日本を訪れた旅行者はは前年比93.8%減の4万2,660人にとどまった。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により3月以降は低迷したものの、1、2月は訪日客があり、通年で69万1,069人となっていた。2021年に最も訪日客が多かったのはベトナムで、前年比82.6%減の2万6,500人。

三井不動産 マレーシアで東南ア初の「ららぽーと」1/20開業

三井不動産は1月20日、マレーシアの首都クアラルンプール中心部で商業施設「三井ショッピングパーク・ららぽーとブキビンタン・シティセンター(BBCC)」を開業した。東南アジアでのららぽーと開設は初めて。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初の計画から約1年遅れとなったが、全400店舗のうち約80店舗でのスタートとなった。日系企業では家具・日用品販売店「ニトリ」のマレーシア1号店などが入居する。