「未分類」カテゴリーアーカイブ

日本 21年の出生数は過去最少の84万人 コロナ禍で少子化加速

厚生労働省は2月25日、2021年の出生数(速報値)が前年比2万9,786人(3.4%)減の84万2,897人だったと発表した。6年連続で過去最少を更新した。2021年の死亡数は前年比6万7,745人増の145万2,289人で戦後最多だった。出生数から死亡数を差し引いた自然増減は60万9,392人減となり、初めて60万人を越えた。婚姻件数は51万4,242組で、前年比2万3,341組(4.3%)減少し、戦後最少だった。

国連安保理 非難決議採択できず ロシアが拒否権発動

国連安全保障理事会は2月25日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は「国連憲章違反であり、最も強い言葉で遺憾の意を表する」とする決議案を否決した。米国や日本など81カ国が共同提案した非難決議案は賛成多数を確保したが、常任理事国のロシアによる拒否権発動で採択できなかった。中国、インド、アラブ首長国連邦(UAE)は棄権した。

エーザイとMSD 腎細胞がんの併用治療で厚労省の承認取得 

エーザイ(本社:東京都文京区)とMerck & Co.,Kenilworth,N.J.,USAの日本法人、MSD(本社:東京都千代田区、以下、MSD)は2月25日、エーザイ創製の経口チロシンキナーゼ阻害剤「レンビマ(R)」(一般名:レンバチニブシメル酸塩)とMSDの抗PD-1抗体「キトルーダ(R)」(一般名:ペムブロリズマブ)の併用療法について、「根治切除不能または転移性の腎細胞がん」の適応で、厚生労働省より承認を取得したと発表した。2021年12月の「がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の子宮体がん」の適応承認に続き、日本で2つ目のがん種に対する承認。

1月のコマツ製重機販売530台 インドネシアでシェア30%に拡大

インドネシアの重機販売大手ユナイテッド・トラクターズ(UT)は、1月のコマツ製重機の販売台数が530台だったと発表した。500台以上を販売したのは2018年10月以来となる。1月の市場シェアは30%で、2021年通年の21%から上昇している。
2021年通年の販売台数は3,088台だった。2022年の目標販売台数は3,700台に設定している。NNA ASIAが報じた。

ロシア各地で軍事侵攻に抗議の反戦デモ 60都市で1,839人拘束

海外メディアなどによると、モスクワ、サンクトペテルブルクなどロシア各地で、プーチン大統領によるウクライナへの軍事侵攻開始に抗議する反戦デモが行われ、60都市で参加者1,839人が警察に拘束された。独立監視団体「OVD Info」が2月25日、明らかにした。
同団体によると、拘束人数は700人以上が首都モスクワで、340人以上が同国第2の都市サンクトペテルブルクで拘束された。
ロシアには抗議活動を取り締まる厳格な法律があり、デモ参加者は頻繁に集団拘束されている。

厚労省 コロナで休校時の保護者向け助成金6月末まで延長

厚生労働省は2月25日、新型コロナウイルス対応で小学校などが臨時休校した場合の保護者向けの「小学校休業等対応助成金」について、対象期間を3月末から6月末まで延長すると発表した。子どもの世話のために通常の年次有給休暇とは別の有給の休暇を付与した勤務先に対し、休んだ間の賃金分を助成する。

ガソリン価格抑制の補助金 5倍の25円に増額へ

政府は3月からガソリン価格抑制のため石油元売りに配る補助金の上限を1リットルあたり25円に引き上げる方針。現行の5円の5倍になる。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けた原油価格の高騰に対応する。岸田首相は2月25日「まず当面は今の激変緩和措置の拡充で対応したい」と述べた。

田辺三菱 カナダで子会社が開発のコロナワクチン承認

田辺三菱製薬(本社:大阪市中央区)は2月24日、カナダの子会社メディカゴが英国の製薬会社と共同で開発を進めてきた新型コロナワクチンが、カナダで承認を取得したと発表した。植物由来の新型コロナワクチンの実用化は世界で初めて。田辺三菱は日本でも7~9月の承認申請を目指す。すでにカナダ政府と最大7,600万回分を供給する契約を結んでいるという。
このワクチンは、成長が早いタバコ属の植物にウイルスの遺伝子を組み込み、葉の細胞からウイルスに似た形の粒子を抽出する手法でつくられていて、2度から8度の温度で保存できるため、接種を行う医療機関などに運びやすいメリットがあるとしている。

1月トヨタの世界生産15%減の63万台 半導体不足響く

トヨタ自動車が2月25日発表した1月の生産・販売・輸出実績(トヨタ・レクサス車)によると、世界生産台数は前年同月比15%減の63万台だった。前年同月を下回るのは2カ月ぶり。2021年11月以降は生産回復の兆しがみられたが、オミクロン株の流行拡大や半導体不足で、再び減産を余儀なくされた。
国内生産は32%減の16万2,000台、海外生産は7%減の46万8,000台だった。2021年12月には12月として過去最高の80万1,000台を生産していたが、一転、再び減産局面に入った。

塩野義 コロナ飲み薬の承認申請 国内企業初 生産開始

塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は2月25日、新型コロナウイルス感染症の軽症者向け飲み薬について、厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表した。最終段階の臨床試験(治験)終了前に、薬の使用を認める「条件付き早期承認制度」の適用を求めている。
承認されれば、飲み薬としては米メルク、米ファイザーに続き3種類目、国内の製薬会社では初となる。
すでに製造を始めており、3月末までに100万人分を提供できる体制の構築を目指している