トヨタ自動車は3月11日、仕入れ先の負担を軽減するため、4~6月の濃くない生産計画台数を下方修正することを明らかにした。従来比で4月は約20%、5月は約10%、6月は約5%それぞれ引き下げる。
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大阪中心部の貸しオフィス空室率が5年余ぶり5%超え
オフィス仲介大手、三鬼商事(所在地・東京都中央区)の調べによると、梅田、淀屋橋、本町など大阪中心部の2月の貸しオフィスの空室率は、1月から0.4ポイント上昇し5.15%だった。大阪で貸しオフィスの空室率が5%を上回るのは2016年12月以来。
これはコロナ禍で在宅勤務が定着したことに加え、テナントが決まらないままオフィスビルが完成を迎え、供給量の増加につながったことなどが要因。
一般に空室率が5%を超えると賃料が下がりやすくなるといわれており、コロナの影響が徐々にオフィスビル需給に反映してきている。ただ、2月の平均賃料は1坪当たり1万1,870円(1月比2円高)で、ほぼ横ばいだった。
この調査は、大阪市内6つの地区のおよそ800棟を対象に貸しオフィスの状況をまとめたもの。
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政府「スーパーシティ」に大阪市とつくば市を指定
政府は国家戦略特区の諮問会議で、最先端技術の実証実験を街全体で行う「スーパーシティ」の対象に、大阪市と茨城県つくば市を指定することを決めた。
大阪市は、2025年の大阪・関西万博の会場とその周辺で「空飛ぶクルマ」や、自動運転バスの実証実験などを予定している。つくば市は、ロボットやドローンを使った荷物の自動配送や、選挙のインターネット投票などを計画している。
また、同会議では医療や健康の分野に特化して規制緩和を行い、地域の課題解決を目指す「デジタル田園健康特区」に、岡山県吉備中央市、長野県茅野市、石川県加賀市が初めて選定された。
スーパーシティは、AI(人工知能)やビッグデータを活用しながら、最先端技術の実証実験を街全体で行うもので、全国の自治体に公募したところ、31件の提案が寄せられた。
新型コロナを通常感染症に ベトナム首相が検討を指示
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ベトナムのファム・ミン・チン首相はこのほど、政府の月例会議で保健省に対し”ウィズ・コロナ”期のニューノーマル(新常態)に向けて、適切かつ効果的な措置を講じるとともに、新型コロナウイルスを「エンデミック」(一定の季節や地域に流行する感染症)と見なすことについて、検討を指示した。
チン首相は、関係省庁や地方政府などに対して、新型コロナウイルスの感染状況を注視し、感染予防・管理対策を着実に実行するよう指示。また、保健省に対して、感染状況を正確に評価し、国内の集団免疫の獲得状況について調査・評価し、コロナと共生しつつ、正常化を進めるための適切かつ効果的な措置について海外の知見を参考にするよう指示した。
メタノールを燃料とする内航タンカー開発で提携
商船三井など6社が3月11日、国内初のメタノールを燃料とする内航タンカー開発に関する戦略的提携で合意したと発表した。提携に合意したのは商船三井、商船三井内航、田渕海運、新居浜海運、村上秀造船、阪神内燃機工業。
このプロジェクトは経済産業省、国土交通省の「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業)」に採択され、2024年の竣工を目指している。
メタノールは重油と比較し、燃焼時の硫黄酸化物(SOx)排出量を最大99%、粒子状物質(PM)排出量を最大95%、窒素酸化物(NOx)排出量を最大80%、二酸化炭素(CO2)排出量を最大15%それぞれ削減できる。
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中国 国際会議センター屋根に日本製鉄の意匠性チタン
日本製鉄と日鉄ステンレスは3月11日、日本製鉄の意匠性チタンTran Tixxii(トランティクシャー)と、日鉄ステンレス(以下、NSSC)の高耐食性フェライト系ステンレス鋼薄板NSSC(R)220Mを使用した、三菱ケミカルインフラテックのチタン/樹脂/ステンレス鋼複合版、アルポリック/fr(R)TCMが中国江蘇省の揚子江国際会議センター(施主:江蘇省政府)の屋根に採用されたと発表した。
中国は日本製鉄とNSSCの素材を使用したTCMの世界最大の市場。今回の物件の採用面積4万7,000㎡(チタン使用量:71トン、ステンレス鋼使用量:130トン)は、採用実績の中でも2017年に竣工した中国江蘇省の江蘇大劇院7万3,000㎡(チタン使用量:85トン、ステンレス鋼使用量:170トン)に次ぐ、2番目に大きい規模となる。