「未分類」カテゴリーアーカイブ

廃止原発建て替え,60年超運転も可能に 経産省が計画

経済産業省は11月28日、今後の原子力政策に関する計画案を審議会に示した。この要点は①既存原発の活用では、震災後の安全審査による停止期間を運転期間から除外し、実質的に60年超運転を可能にする②次世代原発の開発・建設では、廃止決定原発の建て替えを対象に、使用済み核燃料の処分などの進展踏まえ具体化するーなど。

競馬ジャパンカップ ヴェラアズールがG1初制覇

競馬のジャパンカップ(G1、芝2400m、18頭出走)は11月27日、東京・府中の東京競馬場で行われ、G1初挑戦で3番人気に支持されたヴェラアズールが、ライアン・ムーア騎手の巧騎乗で混戦を抜け出し、初制覇した。勝ちタイムは2分23秒7。ヴェラアズール(牡5歳、渡辺薫彦厩舎)は1着賞金4億円を獲得した。
2着にはクリスチャン・デムーロ騎手騎乗のシャフリヤール(1番人気)、3着にダミアン・レーン騎手騎乗のヴェルトライゼンテ(4番人気)が入線。今回は海外から有力馬も出走したが、上位入線は日本馬が独占した。

10月求人広告43.5%増の132万件 18カ月連続プラス

全国求人情報協会(本部所在地:東京都千代田区)が11月25日発表した10月の求人広告件数(週平均、職種別)は、前年同月比43.5%増の132万4,644件にに上った。前年同月を上回るのは18カ月連続。10月から始まった政府の観光促進策「全国旅行支援」や水際対策の緩和を受けて、飲食業や宿泊業などを中心に必要となる人材確保に向けた動きが広がっている。

カニ殻から作物の免疫力引き出すオリゴ糖の合成に成功

東大などは11月25日、カニ殻の主成分キチンを分解し、植物の免疫力を引き出すオリゴ糖を効率的に合成することに成功したと発表した。農業でこのオリゴ糖を使用して農作物の免疫力を引き出すことにより、低農薬でも病気にかかりにくくなり、収穫量が増えることが期待される。この研究チームは東大のほか、北海道大学、東京理科大学、昭和電工の4者。

中国・北京,上海などでゼロコロナ政策に抗議の声

中国で、習近平指導部の「ゼロコロナ」政策に抗議する住民らの活動が各地に広がっている。国内外の複数のメディアによると、上海市、北京市、新疆ウイグル自治区ウルムチ市、チベット自治区、広東省広州市、武漢市、成都市などで市民の異例の大規模な抗議活動が繰り広げられている。
抗議する住民からは、また異例の「共産党、退陣」「習近平、退陣」などの声も挙がっている。中には「検査はいらない、自由がほしい」との切実な声もある。SNS上では警察と住民が衝突する映像が拡散している。
新型コロナウイルスを徹底して封じ込めるゼロコロナ政策により、中国ではいま各地でロックダウン(都市封鎖)が行われている。これにより行動制限とPCR検査づけの生活を強いられ、住民は辟易し、不満が一段と高まっている。

W杯 日本 コスタリカに”痛恨の黒星”で暗雲 大混戦

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で11月27日、日本ーコスタリカ戦が行われた。守りを固めるコスタリカに日本は攻め手を欠き、メンバー交代で攻めに転じた後半でもシュートを決められず、コスタリカの3倍のシュートを放ちながら、初めてシュートを許したコスタリカにゴールを許し、敗れた。初戦の難敵ドイツに逆転勝ちし、1次リーグ勝ち抜けに大きく展望が開けたはずだったが、まさに”痛恨の黒星”となった。
同日行われたドイツースペイン戦が引き分けたため、ドイツもコスタリカ戦に勝てば勝ち点4となり、現時点で勝ち点4でトップのスペインはじめ、E組は4カ国チームがいずれも1次リーグ勝ち抜けの可能性を残す大混戦となっている。

関空10月国際線旅客数30万人 19年10月の85%減水準

関西国際空港を運営する関西エアポートは11月25日、10月の利用状況を発表した。国際線旅客数は前年同月比14倍の30万1,808人だった。このうち外国人客は同18倍の20万6,160人と7割近くを占めた。ようやくインバウンド需要の”かけら”みえてきた。水際対策の緩和、入国制限の撤廃により個人の訪日外国人客が増えてきた。ただ、新型コロナウイルス禍前の2019年10月と比べると、まだ国際線旅客数は85%減の水準だ。
国内での新型コロナの”第8波”、コロナ禍前はインバウンド需要の大きな比重を占めていた中国が、政府の”ゼロコロナ”政策のもと、中国本土各地でロックダウン(都市封鎖)中との情報が伝えられる。それだけに、急な上昇カーブは望めないようだ。新型コロナの今後の動向も無視できないが、それでも東南アジア、欧米諸国からの訪日客は段階的に増加していくとみられる。

北陸新幹線の大阪延伸へシンポ 関西広域連合など

関西広域連合や関西経済連合会は11月25日、大阪国際会議場で北陸新幹線の敦賀ー新大阪間の早期の整備を求めるシンポジウムを開いた。同区間の整備費は国土交通省の2023年度の概算要求で、具体的な金額を示さない「事項要求」にとどまっている。
このため関西や北陸の地元の自治体や財界が一丸となって機運醸成を図ることで、早期の工事着工と延伸を国などに働きかける。同シンポには、関西広域連合長を務める仁坂吉伸和歌山県知事、吉村洋文大阪府知事、杉本達治福井県知事らが参加した。

GSIクレオス タイのバタフライピー加工工場に出資

GSIクレオス(本社:東京都千代田区)は11月25日、食品原料開発・生産を手掛ける日本のメーカー、ツジコ−(所在地:滋賀県甲賀市)がタイ・バンコク市に立ち上げたバタフライピー殺菌粉末加工工場、Anchan Natural Blue Co.,Ltd.(以下、ANB)に出資し、同工場の12月下旬からの稼働が決定したと発表した。
また、これを機にGSIタイランド社の資本増強に向けたGSIクレオスからの増資も今年度内に予定。同ビジネスを確実に成長路線に乗せるとともに、GSIクレオスグループの東南アジア地域における事業体制の強化を図る。