「未分類」カテゴリーアーカイブ

タノテック マレーシアにリハビリ支援システム納入

リハビリテーションシステムの開発を手掛けるタノテック(本社:神奈川県平塚市)は6月16日、マレーシアのリハビリセンターなどに同社のリハビリ支援システム「TANO」が導入されたと発表した。
タノテックと連携するサイバーダイン(本社:茨城県つくば市)の協力のもと、マレーシアの社会保障機構がマラッカ州に保有するリハビリテーションセンターとサテライトセンターに導入。サイバーダインが手掛ける産業・医療用の装着型ロボット「HAL」と「TANO」とを合わせ介護施設・障がい者施設でも活用されている。

フェローテックHD マレーシアで161億円投じ新工場

フェローテックホールディングス(本社:東京都中央区)は6月15日、マレーシアの製造子会社フェローテックマニュファクチャリング・マレーシア(所在地:マレーシア・ケダ州・ハイテクパーク内、以下、FTMM)で、総額1億2,000万ドル(約161億円)を投じ新工場を建設すると発表した。
新工場の建屋総床面積は約8万㎡。2022年9月着工、建屋完成2023年7月、9月に操業開始の予定。同工場で金属加工、ロボット組み立てなどを手掛ける。

トヨタ 部品不足で6月世界生産75万台に引き下げ

トヨタ自動車は6月16日、部品調達難により新たに6月17〜7月8日に国内7工場11ラインで最大11日間の稼働停止日を設けると発表した。これによる生産影響台数は約4万台に上る見込み。この結果、6月の世界生産計画はこれまでの約80万台から5万台引き下げ約75万台とする。
中国・上海市をはじめ仕入先の工場操業への影響など、引き続き部品調達が計画通りに進んでいないため。

「東京おもちゃショー2022」3年ぶり開催 商談のみ

国内最大級の玩具見本市「東京おもちゃショー2022」が6月16日、東京ビッグサイト(所在地:東京都江東区)で開幕した。開催は新型コロナウイルス禍前の2019年以来3年ぶり。ただ、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般公開は見送られ、玩具販売関係者らを対象とした商談見本市のみ17日まで開いた。

羽生善治九段が公式戦通算最多の1,500勝達成

将棋の羽生善治九段(51)は6月16日、大阪市の関西将棋会館で指された第81期名人戦順位戦B組1組の1回戦で山崎隆之八段(41)を破り、節目の公式戦通算1,500勝(654敗、勝率6割9分6厘)を挙げ、前人未到の自身の最多記録を更新した。
歴代2位は故大山康晴15世名人の1,433勝で、3位は谷川浩司17世名人(60)の1,364勝。

近畿の5月貿易収支 4カ月ぶり赤字 資源価格高騰響く

大阪税関がまとめた近畿2府4県の5月の貿易概況によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は492億円の赤字だった。貿易赤字は4カ月ぶり。エネルギー価格の高騰に伴い、輸入額が急増した。その結果、輸入額は前年同月比48.8%増の1兆7,233億円に膨らんだ。輸出額は同21%増の1兆6,741億円だった。
中でも「天然ガスおよび製造ガス」の輸入額が1,098億円に上り、5月として過去最高となったのをはじめ、足元で続く円安・ドル高の動きが輸入物価を押し上げた。

食べログ側に賠償命令 司法「ブラックボックス」に一石

東京地裁は6月16日、飲食店の口コミサイト「食べログ」のアルゴリズム(計算手法)を巡り、サイト運営のカカクコムに約6億4,000万円の損害賠償を求めた訴訟で、原告のチェーン店側に軍配を上げた。優越的地位の濫用にあたると判断、カカクコムに3,840万円の支払いを命じた。
食べログは消費者の8割が参照しており、運営の”ブラックボックス”ぶりへの不満があった。裁判所がこれに応えたことで、プラットフォーム企業に透明性を求める圧力は強まるとみられる。

関西企業4〜6月期業況は2四半期連続マイナス

関西経済連合会、大阪商工会議所は6月16日、会員企業の経営・経済動向調査の結果を公表した。これによると2022年4〜6月期の自社の業況判断指数(BSI,「上昇」と回答した割合から「下降」と回答した割合を引いた値)はマイナス8.0と、2四半期連続でマイナスとなった。1〜3月期に比べて、マイナス幅は1.0ポイント拡大した。原材料価格の高騰などが影響したとみられる。
規模別にみると、大企業はマイナス8.9と4四半期ぶりにマイナスに転じた。中小企業はマイナス7.3と、マイナス幅は6.5ポイント縮小した。7〜9月期は7.0、10〜12月期16.0とプラスに転じる見通し。
調査は5月12〜30日、両団体の会員企業1,552社を対象に実施。304社から回答を得た。

中国の5月小売売上高3カ月連続減 内需不振

中国国家統計局が6月15日発表した5月の経済統計によると、小売売上高は前年同月比6.7%減少した。前年割れは3カ月連続。政府の”ゼロコロナ”政策で厳しい外出制限に伴い、内需が落ち込んでいるためだ。物流の混乱が和らいだ工業生産は0.7%増とプラスに転じたが、低調な伸びにとどまった。

5月訪日外客 ベトナムが最多で3万9,000人,2位中国

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、5月の訪日外客は14万7,000人で、最多がベトナムの3万9,000人だった。以下、中国が1万7,600人、韓国が8,800人、インドネシアが8,700人で続いている。
新型コロナウイルス流行前は、訪日外客のトップは中国が頭抜けていた。だが、同国政府がコロナ対策で”ゼロコロナ”政策を掲げ、国民に厳しい行動制限を科してからは、国・地域別で数値的には多い部類に属しているがものの、上海市や北京市で大規模なPCR検査実施の最中にあり、かつての勢いはない。回復軌道に乗れば、消費額も含め中国の復活が待たれる。