「アジア」カテゴリーアーカイブ

万博海外館 箱型で規模別4パターン提示 8月末までに申請求める

万博の海外パビリオンを巡り、実施主体の博覧会協会は長方形の箱型の、規模別に4つのパターンを当該国に提示し、8月末までに申請するよう求めていることが分かった。4パターンから選択されたそれぞれの組み立て式の建物の建設代行し、各国に外装などを委ねる方式だ。2024年3月に着工し、同年12月までに参加国側に引き渡す予定。

7月の関西企業倒産21%増の170社 大阪は69%増の88社

帝国データバンク大阪支社のまとめによると、関西で7月に倒産した企業(負債額1,000万円以上)は前年同月比21%増の170社に上った。とりわけ大阪府内の倒産は同69%増の88社となり、全体を押し上げた。建設業、運輸業などで原材料や検量価格の大幅な上昇により、経営が悪化するケースが増えている。
今後について、同大阪支社は「”ゼロゼロ融資”の返済が本格的に始まる中、事業継続を断念し、倒産が増える」とみている。

関西で外来種カミキリムシのサクラやモモの木に深刻な被害広がる

外来種カミキリムシ「クビアカツヤカミキリ」によるサクラやモモの木への深刻な被害が関西各地で相次いで確認され、各自治体は対策を呼びかけている。このカミキリムシは体長4cmほどで、幼虫がサクラ、ウメ、モモなどの木に入り込んで食い荒らし、木を枯らすこともあるという。
環境省の「特定外来生物」に指定され、駆除の対象になっている。7月に新たに兵庫県の神戸市や西宮市、奈良市、和歌山県日高川町などで相次いで確認された。1度に卵1,000個以上も産むこともあり繁殖力が強い一方、駆除するのが難しいというから厄介だ。

近畿の7月貿易収支黒字確保 6カ月連続 中国経済減速で輸出減

大阪税関がまとめた7月の近畿2府4県の貿易概況(速報値)によると、同月の貿易収支は1,931億円の黒字となり、6カ月連続で貿易黒字を確保した。輸出額は前年同月比5%減の1兆7,637億円だった。減少は3カ月連続。景気の減速感が強まる中国向けが16%減の4,127億円にとどまり、全体を押し下げた。輸入額は同17%減の1兆5,706億円だった。

阪急電鉄 新大阪ー関西空港の直通運行を検討 31年連絡線開業で

阪急電鉄は8月17日、「なにわ筋線」が2031年に開業するのに合わせ、新大阪と関西国際空港を直接結ぶ列車の運行を検討していることを明らかにした。同社は新大阪と十三をつなぐ「新大阪連絡線(仮称)」、十三と大阪をつなぐ「なにわ筋連絡線(同)」の2つの連絡線について、2031年の開業を目指している。これにより、南海電鉄とJR西日本の路線の双方、またはいずれかに乗り入れたい考え。

大阪万博 海外館 チェコが新たに着工申請手続き ようやく2例目

2025年大阪・関西万博の海外パビリオン建設で8月14日、チェコが着工に必要な基本計画書など申請手続きを行ったことが分かった。韓国に続き2例目。全体で50を超える国・地域が自前のパビリオンを建設し、出展する計画で、準備遅れは明白だ。申請書提出→許可→工期に要する期間を考え合わせると、請負事業者との間でデザイン変更、工法の簡素化など様々な施策を講じることを含めても、2025年4月13日の開幕まで、猶予期間は迫っている。

大阪府 万博期間中の修学旅行生の宿泊税免除を検討

大阪府は2025年大阪・関西万博期間中、府内に宿泊する修学旅行生などの宿泊税を免除する方向で検討を進めていることが分かった。このために必要な条例の改正案を早ければ9月に開会する定例府議会に提出する。
大阪府は、府内で1泊7,000円以上のホテルなどに泊まった人から、1泊あたり100円から300円の宿泊税を徴収している。

万博主要10施設工事費 資材高騰などで予定より69億円増

2025年大阪・関西万博の主要10施設の入札結果が出揃った。これは博覧会協会が工事発注したもので、落札価格の合計は当初の予定価格を69億円上回った。諸資材の高騰によるもの。内訳をみると、「テーマ館」のうち入札になった6つで当初の予定価格を16億円、大規模イベントを行う「大催事場」で23億円余、「迎賓館」で6億円余それぞれ上振れした。その結果、合わせて69億円に上った。

25年万博前売券 11/30発売 24年10/6まで割引券 大人6,000円

2025年大阪・関西万博の実施主体、博覧会協会は8月10日、開幕の500日前にあたる11月30日に前売券を発売すると発表した。公式チケットサイトのほか、協会が委託した販売代理店でも購入できるという。
前売券のう会期中、いつでも1回入場できるタイプは2024年10月6日までに購入した場合、大人6,000円、12〜17歳3,500円、4〜11歳1,500円となる。3歳以下は入場無料。また、協会では開幕当初を含め会期の前半は出足が鈍いという過去の事例をもとに、より安く購入できる「開幕券」なども販売する予定。

北大阪急行の延伸で新運賃 160円と180円を追加 申請通り認可

北大阪急行電鉄(所在地:大阪府豊中市)は8月9日、2023年度末予定の延伸に伴う新たな運賃設定を発表した。箕面船場阪大前と箕面萱野の2駅の新設で160円と180円の基本運賃を追加する。
同車は現在、江坂ー千里中央間の営業キロに比例して100円、130円、140円の計3つの基本運賃がある。近畿運輸局に延伸部の基本運賃と加算運賃の上限設定を申請。同日に同局から申請通り認可された。