「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

「東京ゲームショウ2025」閉幕 節目の26年 5日間開催に

千葉市の幕張メッセで9月25日から開催されていた世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ2025」が4日間の会期を経て28日、閉幕した。今回は47カ国・地域から、過去最多の1,136社、うち海外から最多の600社余が出展した。25〜26日のビジネスデイでは、前回より2万人多い計約10万7,000人が来場した。節目の30周年となる「東京ゲームショウ2026」は、一般公開日が1日増え計5日間となる。

ウインカーネリアンV, 三浦皇成 悲願のG1初制覇

秋競馬のG1第一弾、第59回スプリンターズステークス(1200m芝、G1,16頭出走)は9月28日、千葉県・中山競馬場で行われ、11番人気のウインカーネリアン(三浦皇成騎乗)が1分6秒9で優勝した。同馬はG1初勝利を飾るとともに、1着賞金1億7,000万円を獲得した。三浦騎手はJRA(中央)G1初制覇、鹿戸雄一調教師はこのレース初勝利。
ウインカーネリアンは、絶妙のペースで逃げた武豊騎乗のジューンブレア(7番人気)の2番手でレースを進め、ゴール前でジューンブレアとの競り合いを頭差、制した。上位人気馬では、2番人気のナムラクレアが3着に入った。

会計検査院 必要生確認せず国際機関に資金拠出123件

会計検査院の調べによると、国の省庁などが国際機関に必要性を確認しないまま資金拠出していたケースが123件に上ったことが分かった。
会計検査院によると、国の省庁など合わせて20余りの機関が2023年までの6年間に国連やOECD(経済協力開発機構)といった国際機関に資金を拠出したのは722件、合わせて5兆237億円に上っている。
また、調べでは令和3年度までの4年間で426件の3分の1にあたる145件で定期的な会計報告を受けていないとか、資金が余っていないか確認していないなどの不備が見つかっている。

大阪・関西万博 一般入場者数黒字の目安2,200万人超え

博覧会協会は9月27日、大阪・関西万博の一般入場者の累計が速報値で、運営費の黒字の目安としてきた2,200万人を超え、同日時点で2,220万人に上り、2005年に開催された愛知万博の入場者数に並んだと発表した。
閉幕まで1カ月間となったこの2週間は連日20万人を超える人が訪れており、このペースでいけば閉幕までの入場者数はおよそ2,500万人に上る見込み。

24年政党交付金 前年比100億円増の総額369億円

総務省のまとめによると、2024年の政党交付金は前年比100億円(37%)増の総額369億円に上った。これは衆議院選挙があったため。このうち後任推薦料などの「選挙関係費」は81億円で、大型の国政選挙がなかった前の年の5倍以上に増えている。
支出総額を政党別にみると、自民党が199億7,900万円と最も多く、次いで立憲民主党が68億7,500万円、日本維新の会が40億1,500万円、公明党が31億5,100万円、国民民主党が13億7,300万円、れいわ新選組が6億4,100万円、社民党が3億8,900万円、参政党は2億7,900万円などとなっている。

ソフトバンク2年連続21回目リーグ優勝 競り合い制す

プロ野球、パ・リーグは9月27日、ソフトバンクホークスが2年連続21回目(前身の南海時代の10回、ダイエー時代の3回を含む)の優勝を果たした。1リーグ時代の2回を含めると23回目。
最終盤の日本ハムとの競り合いに勝ち、優勝マジックを「1」としていたチームは同日の西武戦を4−1で逆転勝ちして決めた。今季は開幕時、主力の離脱が相次ぎ昨季の戦力が影を潜め、4月は12年ぶりの単独最下位に終わった。そこから生え抜き中堅選手の台頭、そして終盤、首位に躍り出ると昨季を思い起こすかのように実力を発揮、ペナントレースを制した。

ブザンソン国際指揮者コンクールで米田覚士さん優勝

2年に1度開かれる若手指揮者の登竜門、フランスの「ブザンソン国際指揮者コンクール」で、岡山県出身の米田覚士さん(29)さんが優勝した。後に世界的な指揮者となった小澤征爾さんもかつて同コンクールで優勝している。
今年は日本人3人を含む20人が本選に出場。米田さんは上位3人による9月27日の決勝に進出。米田さんは3つの課題曲に取り組み、細やかな手さばきや全身のダイナミックな動きを使い分けてタクトを振り、会場から大きな拍手が沸き起こっていた。日本人の優勝は11人目。

専門技能持つ外国人材の「育成就労」制度 27年4/1開始

専門技能を持つ外国人材を外国人材を育てる新たな「育成就労」制度が、2027年4月1日から始まることになった。これに伴い1993年に始まった、現在の「技能実習制度」は廃止されることになった。
林官房長官は「近年の我が国の労働力不足の深刻化や国際的な人材獲得競争が激化する状況を鑑みると、魅力ある働き方として選ばれる国になることが必要不可欠だ。2027年の施行に向けて、省令の公布や受け入れ見込み数などを定める分野別の運用方針の作成などの準備を着実に進めていく」としている。

税関で押収大麻1〜6月で1㌧超え 半年間で過去最大に

財務省関税局によると、今年1〜6月に全国の税関で押収された大麻は前年同期の8倍余り増えて1,332kgに上り、半年間の押収量としては統計開始以降、最大となった。6月にベトナムから海上貨物に隠されていた1トン余の乾燥大麻が押収されたことで、全体の押収量が増えた。
なお、今年1〜6月の半年間に全国の税関が空港や港で摘発した覚醒剤や大麻など不正薬物の押収量は2,073kgで前年同期と比べおよそ33%増えた。