「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

関西8月の倒産192社で23カ月連続増加 過去最長

帝国データバンクのまとめによると、8月に関西で1,000万円以上の負債を抱えて破産や民事再生などの法的手続きを取った企業は192社で、前年同月と比べ1%余り多くなり、23カ月連続で前年同月を上回り、2000年以降で過去最長となっていることが分かった。原材料価格の上昇などでコロナ禍からの業績を回復できない中小企業が増えている。
負債総額は221億5,800万円で、平均の負債額は2カ月連続で1億円を超えた。業種別では飲食店を含む「サービス業」が75社と全体のおよそ4割を占め、「建設業」が36社で続いている。

25年万博「大阪パビリオン」アテンダントに120人就任

2025年大阪・関西万博に大阪府・市などが出展する「大阪パビリオン」で来館者を迎え、案内役を担うアテンダントの就任セレモニーが9月21日、大阪市内で行われた。同セレモニーには内定している10代から60代の男女およそ120人のアテンダントが出席した。内定者たちは2025年3月から研修を受け、4月13日の開幕に向けて準備を進めるという。

男性の24年度育休取得率 過去最高の27.3%, 日数は約30日

大手住宅メーカー、積水ハウスは9月19日、男性の育児事情をまとめた男性育児白書を発表した。これは配偶者および小学生以下の子どもと同居する20〜50代の9,400人を対象に調査したもの。期間は2024年6月14〜26日。
2024年の育休取得率は27.3%と、6年間で2.8倍に増加し、2023年に続き過去最高となった。取得日数は平均29.9日で、6年間で12.6倍に増加し、過去最高となった。仕事への意欲が高い男性の方が育休取得率が高い傾向にある。
夫の育休取得日数が多いほど妻の卍奥戸は高くなり、半年を超えると約8割の女性が満足している結果となった。ただ、男性が育休を取得してもも、ほとんど家事、育児をしない「とるだけ育休」の場合もあり、夫の育休取得日数が1カ月以上の場合、約4割の妻が「とるだけ育休」と感じていることが分かった。

元大関・貴景勝が現役引退 28歳 年寄「湊川」襲名を発表

日本相撲協会は9月20日、元大関で西関脇・貴景勝(28、本名:佐藤貴信、兵庫県出身、常盤山部屋)の現役引退と、年寄「湊川」襲名を理事会で承認し、発表した。今後は常盤山部屋で後進の指導にあたる。
貴景勝は大関在位30場所で、強烈な突き、押しを得意とした。幕内で優勝賜杯を4度(うち大関で3回)手にしている。近年は満身創痍、とくに首の痛みに悩まされ続け、体調が整わず数度にわたる横綱への挑戦に失敗した。28歳1カ月での引退は昭和以降、最高位が大関の力士では2番目の若さ。

中国 日本産水産物輸入の段階的再開へ 調整で日中合意

日中両政府は9月20日、中国による日本産水産物の輸入を段階的に再開する調整に入ることで合意した。国際原子力機関(IAEA)の枠組みのもと、中国を含む第三国の役割を拡充して海水や放出前の処理水の採取を認める。これは日本政府が同日、IAEAとの間で、東京電力福島第1原子 力発電所の処理水のモニタリング(監視)体制を拡充することで合意したことを踏まえたもの。
ただ今回、日中両政府は中国による日本産水産物の段階的輸入の再開へ調整に入ることで合意したものの、中国の輸入再開時期は全く明らかにされていない。

ドジャース・大谷翔平 大リーグ史上初 50本塁打50盗塁達成

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が9月19日のマーリンズ戦で2つの盗塁を決めて51盗塁とした後、2本のホームランを打ち、今シーズンのホームランから50本に到達した。1つのシーズンでホームラン50本、50盗塁を達成したのは大リーグで史上初めての快挙。
この後、大谷は9回に回ってきた6度目の打席で、自身初の3打席連続となる51号ホームランを放ち快挙に”華”を添えた。その結果この日、大谷は6打席6安打10打点を挙げ、ドジャースのポストシーズン進出を決めた。

Adoさん 万博開幕日25年4/13に会場でライブ開催

2025年大阪・関西万博に向け、国際博覧会協会は9月19日、開幕日の2025年4月13日に人気歌手の「Ado」さんが会場でライブを行うことを明らかにし、米国の有力紙ニューヨーク・タイムズに広告を掲載した。国内はもとより、グローバルに25年万博の周知化を図る。
Adoさんは国内外で人気が高く、顔を出さずに活動を続ける歌手。ライブはおよそ1万人を収容できる屋外広場「EXPOアリーナ」で開催するという。Adoさんは「日本から世界中へ、私の愛する日本の文化や音楽の素晴らしさを、私のパフォーマンスを通してたくさんの皆様にお見せできればと思っております」とのコメントを出している。

電動キックボード 24年1〜6月134件, うち17%が飲酒運転

警察庁のまとめによると、電動キックボードが絡む2024年1〜6月の事故が全国で134件発生し、うち231件(17%)が飲酒運転だったことが分かった。飲酒運転は未明の時間帯が目立ち、その割合は自転車や原動機付き自転車と比べ高い。こうした状況を受け、警察は取り締まりを強化する。