「未分類」カテゴリーアーカイブ

鳥貴族HD 「やきとり大吉」買収 立地・顧客層補完

焼き鳥居酒屋、鳥貴族ホールディングス(本社:大阪市浪速区)は9月13日、「やきとり大吉」を展開するダイキチシステムの全株式をサントリーホールディングスから取得することで合意したと発表した。
やきとり大吉はフランチャイズ方式で住宅街を中心に全国500店舗を展開。鳥貴族はこれまで駅前や繁華街を中心に出店を進めてきており、今回やきとり大吉を買収することで、立地や顧客層の課題を補完できるとしている。

円安が企業物価上昇に拍車 8月9%,輸入に5割の影響

日銀が9月13日発表した8月の企業物価指数は前年同月比9.0%上昇した。円安に歯止めがかからず、輸入物価の伸びのうち円安の影響が5割を占めた。これまでの物価上昇の主因だったエネルギー価格の上昇と並ぶほどに影響が大きく居なっている。企業活動に対する円安の影響が深刻の度合いを増しつつある。

イーレックス ベトナムでバイオマス事業開発を推進

イーレックス(本社:東京都中央区)は9月13日、ベトナム政府と8月に協議したベトナムで推進する①バイオマス燃料開発②バイオマス発電所の建設③脱炭素に向けた石炭火力でのバイオマス混焼・専焼−などのバイオマス事業の内容を発表した。
これらは同国の第8次国家電力マスタープラン(2030年までに新規バイオマス発電所建設12省14基1.2GW・既存石炭火力の混焼・専焼に向けたトランジション1.0GW、以下、PDP8)に基づくもの。同国政府より同社が推進している取り組みが有用で、政策遂行に寄与するものとの評価を得ているとしている。

大企業7〜9月景況感3期ぶりプラス 車・工作機械改善

内閣府と財務省が9月13日発表した7〜9月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景気判断指数(BSI)は前回調査の4〜6月期(マイナス0.9)から改善し、プラス0.4と3四半期ぶりのプラスとなった。自動車および工作機械で大きく改善した。10〜12月期の見通しプラス6.4となった。
2022年度の設備投資見通しは、製造業がけん引して前年度比16.2%増と過去最高になった。

ホンダ 電動バイク販売30年に350万台 全体の15%

ホンダ(本社:東京都港区)は9月13日、世界首位の二輪車販売で2030年に全体の15%にあたる350万台を電動化すると発表した。そして、2040年代にすべての二輪製品でカーボンニュートラルの実現を目指す。世界的な脱炭素の流れの中で、二輪車でも電動化投資に資源を振り向ける。なお、現在の電動バイクの販売台数は年間10万〜20万台程度にとどまっている。このため、2025年までに世界市場で10車種以上の電動バイクを投入する。

東京都 先端技術実装へ産学官コンソーシアム設立

東京都は9月12日、高速通信規格「5G」の整備を進めている西新宿エリアで先端技術の実証実験を進める産学官連携のコンソーシアム(共同事業体)を設立すると発表した。16日に設立する。技術テーマごとに5つの分科会を立ち上げ、2022年度中に実証実験を実施する。地元企業やスタートアップなど61社が参画する予定。

萩原工業 中国山東省の子会社解散を発表

合成樹脂を手掛ける萩原工業(本社:岡山県倉敷市)は9月12日、中国山東省青島市で運営してきた連結子会社「青島萩原工業有限公司」を解散すると発表した。製造拠点が現地の公共事業の土地収用の対象になったため。7月末をもって操業を停止していた。製造を日本などの工場に移して補えると判断し、同地からの撤退を決めた。現地で雇用していた約70人とは退職条件で合意済みという。
これに伴い、同社は第3四半期連結会計で今回の処理分を特別損失として、事業撤退費3億3,859万5,000円を計上している。

政府 半導体など重要物質の供給網調査 6項目を提示

日本政府は9月12日、経済安全保障に関する有識者会議を開いた。半導体など国民生活に欠かせない重要物質のサプライチェーン(供給網)の実態を把握するための調査方針を示した。原材料の海外依存度、国内向け供給量や輸出量、国内・世界市場に占めるシェア、緊急時に代替物質の調達可能性など6つの調査項目を例示した。これに基づき、政府は年内に「特定重要物質」を政令で指定する方針。

阪急阪神HD インドネシア首都のモール取得へ

阪急阪神ホールディングス傘下の阪急阪神不動産(本社:大阪市北区)は9月12日、インドネシアの首都ジャカルタ西部の商業施設「セントラルパークモール」を取得するため、同モールの所有権の15%を保有するCPMアセッツインドネシアの株式を取得するとともに、CPM社の増資を引き受けると発表した。これにより、阪急阪神不動産はCPM社の株式の71.4%を取得する。取得総額は281億2,400万円。株式引受実行日は9月22日の予定。

伊藤忠,旭化成など ペットボトルのリサイクルで実証

伊藤忠商事(本社:東京都港区)、伊藤忠プラスチックス(本社:東京都千代田区)、ファミリーマート(本社:東京都港区)、旭化成(本社:東京都千代田区)は9月12日、使用済みペットボトルを回収ボックスに投函した後、リサイクル素材に加工されるまでを、スマートフォンのアプリでトレース(追跡)できるサービスを、9月26日から東京都葛飾区内のファミリーマート1店舗で開始すると発表した。
実証実験は11月25日までの約2カ月間を予定。資源循環型社会の実現に向けたデジタルプラットフォーム構築プロジェクト「BLUE Plastics(ブルー・プラスチックス)」の取組の一環。