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ホンダ 10月上旬減産に 鈴鹿で4割,埼玉で3割

ホンダは9月22日、10月上旬の鈴鹿製作所(所在地:三重県鈴鹿市)と埼玉製作所(同埼玉県寄居町)の減産見通しを発表した。従来計画と比べ、鈴鹿製作所で約4割、埼玉製作所で約3割減らす。新型コロナウイルスの感染拡大や長期化する半導体の供給不足の影響を勘案したもの。具体的な減産見込み台数は明らかにしていない。

個人旅行・ビザなし渡航,入国制限撤廃, 10/11から

岸田首相はニューヨークで9月22日(日本時間23日)、新型コロナウイルスの水際対策の大幅緩和策および国内の観光支援策を明らかにした。
10月11日から①1日あたりの入国者数の上限5万人を撤廃する②訪日観光客の個人旅行、ビザ(査証)なし渡航を解禁する③国内の観光支援策として「全国旅行割」を開始する−などの基本方針を表明した。

8月派遣時給0.3%下落 介護系など低時給の求人増

人材サービス大手のエン・ジャパンのまとめによると、8月の派遣社員の募集時平均時給は3大都市圏(関東・東海・関西)で、前年同月比5円(0.3%)安い1,616円だった。前年同月を下回るのは2020年10月以来。相対的に時給の低い介護系と軽作業系の求人数が伸び、全体の平均時給が下がった。

トヨタ 10月国内で7万台減産 半導体不足響く

トヨタ自動車は9月22日、半導体不足により10月に国内で約7万台の減産となる見込みであることを明らかにした。同社の全14工場28ライン中、国内7工場10ラインで、2〜12日間稼働を停止する。
なお、10月の世界生産台数は、前年同月の63万台弱を約3割上回る80万台程度(国内約25万台、海外約55万台)を計画している。

日立造船 中国で脱炭素型リン回収プラントが完成

日立造船(本社:大阪市住之江区)は9月21日、国際協力機構(JICA)中国事務所と中国科学技術部が共同で実施する21年度日中連携事業で、中国遼寧省瀋陽市で建設を進めていた農畜産廃棄物からのリン回収実証プラントが完成したと発表した。
同日中連携事業は、中国における「環境(省エネルギーを含む)」「医療」「防災」の課題解決に貢献できる技術を有する日系企業と中国側パートナーが協力し、実証実験などを通じて中国における産業化を目指すとともに、日系企業のビジネス展開の促進を目的とするもの。
日立造船は、畜ふんを炭化してリンを回収するためのエネルギーを自立型炭化システム「EFCaR(エフカル)システム」を活用した農畜産廃棄物処理の実証事業を2024年度まで行う。
今回の実証事業では処理量4.8万トン/日の実証設備を建設し、EFCaRシステムの個別効果の検証や将来的な事業化を念頭に置いた現地導入体制、サプライチェーン等の実現可能性の確認などを目指す。

ADB 中国22年成長率3.3%へ ゼロコロナが”重し”

アジア開発銀行(ADB)は9月21日発表した最新の経済見通しで、2022年の中国の成長率を、従来の4%から3.3%へ下方修正した。この要因は新型コロナウイルスの流行再燃で、散発的に随時実施されているロックダウン(都市封鎖)により経済が減速しているため。中国政府が堅持しているゼロコロナ政策が”重し”となっている。
中国の成長率がアジア(4.3%)を下回るのは30数年ぶり。

西九州新幹線が開業 佐賀・武雄ー長崎66km

西九州新幹線が9月23日、武雄温泉(佐賀県武雄市)ー長崎間で開業した。新車両「かもめ」が全5駅の約66kmを走行する。新幹線としては最も短い。1973年に福岡と長崎を結ぶ長崎ルートの整備計画が決定されてから約50年を要した。同新幹線開業に伴い、最速の所要時間は博多ー長崎、新大阪ー長崎ともに30分短縮される。
整備計画のうち佐賀県の一部区間(新鳥栖ー武雄温泉)は整備方式が決まらず、着工の見通しが立っていない。新幹線と在来線特急を乗り換える「リレー方式」で運営され、全線が直通するかが今後の焦点。

日産自と東北大 コロナウイルス不活化技術を開発

日産自動車(本社:横浜市西区)は9月21日、東北大学と共同で新型コロナウイルスを不活化する技術を開発したと発表した。自動車塗料の添加剤「HALS」を利用し、オミクロン型ウイルスのタンパク質を破壊してヒトへの感染を防ぐ効果を確認したとしている。
ドアノブの外装品に塗ったり、ハンドルなどの内装材の塗料に混ぜたりすることで、ウイルスの不活化につながる可能性がある。