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拒食症 10代患者がコロナ前の1.7倍に 学会調べ

日本摂食障害学会の調査グループによると、拒食症の患者が若い世代を中心に増え、10代の患者は2021年、コロナ前の1.7倍に上ったことが分かった。同学会ではコロナ禍での日常生活の変化がストレスになり、発症につながっているのではないかとみている。
同グループは、全国の摂食障害の専門治療を行っている医療機関を対象に、2022年5月から7月にアンケートを行い、28カ所から回答を得た。
その結果、初診の外来患者で「神経性やせ症」、いわゆる拒食症だった人は2019年には400人だったのが、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年は1.2倍の480人、2021年はおよそ1,5倍の610人になっている。とりわけ顕著なのが10代で、2019年に199人だったのが、2020年は296人でおよそ1.5倍、2021年は347人でおよそ1.7倍に増えている。同学会では、2020年、2021年の患者の30%余りはコロナ禍が影響しているとみられるとしている。

オリックス劇的サヨナラ 2年連続で日本シリーズへ

プロ野球日本シリーズは10月15日、2年連続でヤクルトとオリックスで争われることが決まった。セ・リーグは14日、阪神に3連勝して4勝(レギュラーシーズン優勝のアドヴァンテージの1勝含む)し、日本シリーズ進出を決めたヤクルト。
これに対しパ・リーグは前日、ソフトバンクに敗れ、王手をかけたまま迎えたオリックス。
4回、吉田正尚の2ランホームランで先制、試合を有利に進めながら7回、デスパイネに同店2ランホームランを浴び、大接戦となった。しかし9回二死、ニ、三塁で中川圭太がソフトバンクのクローザー、モイネロからレフト前へタイムリーヒットを放ち、試合を決めた。

スノーピーク 中国での物販・体験事業で合弁設立

スノーピーク(本社:新潟県三条市)は10月14日、中国法人2社と中国における物販事業や体験事業の推進を目的に合弁会社「Snow Peak Nature(Beijing)Cultural Development Co.,Ltd.」(以下、Snow Peak China)を設立したと発表した。
合弁相手の中国法人は、仁恩(北京)国際商業管理有限公司(以下、仁恩)、中信聚信(北京)資本管理有限公司(以下、Citio Trust PE)の2社。
新会社Snow Peak Chinaの資本金は2,000万元で、出資比率はスノーピーク45%、仁恩40%、Citio Trust PE 15%。2022年10月に設立し、2023年上期に営業開始の予定。スノーピークの海外拠点としては米国・韓国・台湾・英国に続き5拠点目となる。

富士フィルム コロナ用アビガン開発中止を発表

富士フィルムは10月14日、子会社の富士フィルム富山化学が新型コロナウイルス感染症の治療薬として承認を目指していた「アビガン」の開発を中止したと発表した。臨床試験で患者への有効性が確認できなかった。
アビガンは抗インフルエンザウイルス薬として開発。新型コロナウイルスの治療薬候補として、厚生労働省に承認申請していた。2021年4月、患者316人を目標に臨床試験を始めたが、2022年3月までに84人の患者を受け入れ、試験を終えていた。

東芝エネルギーS タービン発電機検査ロボを実用化

東芝エネルギーシステムズ(本社:川崎市幸区)は10月12日、発電所用タービン発電機向け2種の検査ロボットによる保守サービスを本格的に提供開始すると発表した。中・大型発電機に加え、小型発電機にも対応可能な「薄型検査ロボット」とバッフル乗り越えを可能とする「高機能型検査ロボット」の2種類をラインアップ。国内外の発電所向けに検査サービスを幅広く展開する。薄型検査ロボットは、一部の海外原子力発電所での検査サービスを開始しており、高機能型検査ロボットは2023年度からサービスを開始する。
ロボットを使うことで、回転子を引き抜くことなく、従来の精密検査期間の約半分の12日程度(発電機分解・組み立て期間含む)で発電機内の回転子と固定子の詳細検査が可能となる。

CEATEC 2022 3年ぶりリアル開催 メタバース体感

国内最大級のIT(情報技術)見本市「CEATEC(シーテック)2022」が10月18日、千葉・幕張メッセで開幕する。今回の見どころは、日々の暮らし、生活に入り込む仮想空間「メタバース」を体感できる展示。また、3年ぶりにリアルでの開催が復活する。だが、出展者は想定ほど伸びず、2019年と比べると3割程度減少する見通し。

外国人含め観光地に活気 旅行支援開始後初の週末

秋の観光シーズンに加え、政府の観光振興策「全国旅行支援」(東京除く)が始まって初の週末となった10月15日、各地の観光地は海外からの個人客や国内旅行客らが足を運んだ。
大阪・ミナミ、道頓堀、京都・嵐山、清水寺周辺は多くの人手でにぎわい、伊勢神宮では内宮近くの「おかげ横丁」も朝から観光客の姿が戻っていた。
旅行業界でも「予約状況をみると、コロナ禍前の水準に戻っている」の声も聞かれるほど。それだけにホテルや飲食店、土産物店などの期待は久しぶりに高まっている。ただ、旅行予約サイトに繋がらないといった状況に加え、自治体ごとにルールを決めている今回の支援策で、準備不足で詳細が未定の部分があり、新規予約の受け付けを停止する事業者もあり、高まる期待をよそに実現度合いは”想い半ば”だ。

ABCマート ベトナム進出 まずホーチミンに2店舗

くつ小売店、ABCマート(本社:東京都渋谷区)は10月29日にベトナム・ホーチミン市1区のドンコイ通りとレタントン通りの角地に、ベトナム1号店(路面店)をオープンする。また、12月15日にはホーチミン市直轄トゥードゥック市トゥーティエム新都市区に開業する商業施設「ティソモール」にベトナム2号店をオープンする予定。このほか、2023年度までにホーチミン市やハノイ市の大都市に合わせて6店舗の出店を計画している。
同社の海外事業は今回のベトナムが韓国、台湾、米国に次ぐ4カ国・地域目で、グループとしては初の東南アジア進出となる

日本混合団体5連覇 決勝でフランスに4−2 世界柔道

柔道の世界選手権最終日は10月13日、ウズベキスタンの首都タシケントで男女混合の団体戦が行われ、東京五輪銀メダルの日本は決勝で、同五輪金メダルのフランスに4−2で勝ち雪辱、世界柔道選手権で男女混合団体で5連覇を達成した。
チームは男女各3人の計6人で構成され、男子は73キロ、90キロ、90キロ超、女子は57キロ、70キロ、70キロ超の体重区分で争った。日本は初戦の2回戦でドミニカ、準々決勝でオランダ、準決勝でドイツに、いずれも4−0で危なげなく勝ち上がった。