トヨタ自動車は、2020年に続き2021年も世界の新車販売で首位になった。1月12日、独フォルクスワーゲン(VW)が発表した2021年の世界新車販売台数が2020年比5%減の888万台だったため、確定した。トヨタは21年通年の販売実績を発表していない。だが、トヨタは持分法適用会社のSUBARUを含まないベースで、2021年1~11月で前年同期比12%増の956万台となり、すでにVWの通年を上回っている。
「未分類」カテゴリーアーカイブ
中国の21年EV新車販売 前年比2.6倍の291万台 過去最高更新
中国の21年EV新車販売 前年比2.6倍の291万台 過去最高更新
ヤフー社員の居住地制限撤廃 4月に導入 航空機通勤も可
ヤフー社員の居住地制限撤廃 4月に導入 航空機通勤も可
ベトナム 労働者の海外派遣,21年43%減の4.5万人にとどまる
ベトナム 労働者の海外派遣,21年43%減の4.5万人にとどまる
JDI 累積損失解消へ1億円に減資 財務基盤の健全化図る
JDI 累積損失解消へ1億円に減資 財務基盤の健全化図る
21年企業倒産 前年比22%減の6,030件 57年ぶり低水準
東京商工リサーチのまとめによると、2021年の企業倒産件数は前年と比べ22%減の6,030件だった。2年連続で前年を下回り、1964年の4,212件に次ぐ57年ぶりの低水準にとどまった。負債総額は6%減の1兆1,507億円だった。東京商事(所在地:東京都中央区、負債額1,004億円)の倒産や、エフパワー(所在地:東京都港区、負債額464億円)の会社更生法適用申請などの大型倒産も発生したが、倒産件数の減少で全体では減った。
業種別では新型コロナ禍で大きな影響を受けた宿泊業が27%減の86件、飲食業が23%減の648件にとどまった。運輸業は5%増の239件と全産業で唯一、増加した。
ただこの倒産件数、決して産業界の、とくに中小零細企業の実勢を反映したものではない。新型コロナウイルス禍が長期化する中、政府の支援要請を受けた国や金融機関の、事実上無利子・無担保の緊急のつなぎ融資などの資金供給によるもの。これにより経営不振の企業を恣意的に下支えしているケースも数多い。実力以上の負債を抱え、猶予期間を過ぎれば返済を迫れらることになり、こうした企業の先行きは全く不透明だ。