日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2022年1月に東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国(タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシア、シンガポール)から日本を訪れた旅行者は、前年同月比89%減の2,570人にとどまった。2021年12月の前年同月比95%減からは、マイナス幅がわずかに縮小した。6カ国の国別内訳はフィリピン1,000人、インドネシア500人、タイおよびベトナム400人、マレーシア200人、シンガポール70人。
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22年1月訪日外客数1万7,800人 コロナ前2019年同月比99.3%減
新規感染者「2月上旬にピーク越えた」厚労省専門家組織
新型コロナウイルスに関する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」は2月16日の会合で、全国の新規感染者数について「減少の動きがみられる」と分析。座長の国立感染症研究所の脇田隆字所長は「2月上旬にピークを越えたと考えている」との見解を示した。
全国の新規感染者数は15日までの1週間で人口10万人当たり464人と、前週に比べ1割減少した。「まん延防止等重点措置」が適用されている36都道府県のうち、32都道府県で前週を下回るなど減少傾向を示している-としている。
ただ、ほぼすべての年代で感染は減っているものの、「多くの地域で80代以上の増加が続いていることに注意が必要」と指摘。また、新規感染者の動きと時間差がある重症者や死者数については「増加が継続している」と述べた。
水際対策3月から緩和 入国後待機条件付き免除 入国者5,000人に
オンライン診療の特例加算5,000円に倍増 まん延適用地域対象
岸田首相は2月17日、首相官邸で日本医師会の中川会長らと面会した際、「まん延防止等重点措置」適用地域で、新型コロナウイルス患者を電話やオンラインで診療した場合、診療報酬へ上乗せする金額を現行の2,500円から5,000円に引き上げると表明した。
また、高齢者施設で感染者が入院せずに療養を続ける場合、施設への補助金を1人あたり最大15万円から30万円に増額するとも説明した。軽症で入院を必要としない人が施設で安心して療養できるようにするとしている。
このほか、岸田氏は感染者数が減少傾向に転じても病床使用率の上昇は続くと指摘し、感染が疑われる救急患者などの病床を確保した医療機関に対し、1床当たり450万円の支援金を支給するなどの対策を講じる方針を明らかにした。
中国 21年半導体販売27.1%増の1,925億ドルで世界最多堅持
ベトナム・ホーチミン市 9カ月ぶり100万人が対面授業を再開
居酒屋運営主要14社 2年のコロナ禍で1,356店閉店 18.8%減
JALとKDDI ドローンの社会インフラ化に向け協業で合意
日本航空(本社:東京都品川区、以下、JAL)、KDDI(本社:東京都千代田区)は2月15日、ドローンの社会インフラ化に向け、運航管理の体制構築やビジネスモデルの共同検討に関する基本合意書を締結したと発表した。2022年度の法施行が予定されている「有人地帯における補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)」の解禁をきっかけに、ドローンは新しい空のインフラとして物流・点検・災害対応などの様々な分野で、企業や自治体による活用が期待されている。
今回の提携で両社は、JALの航空安全技術・知見をKDDI の運航管理システムに活用し、デジタル社会への変革を推進していく。これにより、ドローンの社会インフラに貢献し、、人口減少・高齢化が加速する地域の活性化や、日々の暮らしを豊かにする新たなサービスの創出に寄与していく。
三井化学 アジア地区で初のバイオマスフェノールを出荷
三井化学(本社:東京都港区)は2月15日、バイオマスフェノールをアジア地区で初めて出荷したと発表した。当該製品は2021年12月に同社大阪工場(所在地:大阪府高石市)に到着したNESTE社のバイオマスナフサを利用した誘導品で、ISCC PLUS認証に基づいたマスバランス方式で各種プラスチック・化学品に割り当てバイオマス認証を付与したバイオマスフェノールとなる。今後は、同方式で生産されたバイオマスアセトンなどの出荷も予定している。
同社は、循環経済の実現に向け、化学品・プラスチックのリサイクルとバイオマス化の両輪を進めている。素材・プロセスの開発と共に、今回のバイオマスナフサ誘導品の初出荷を皮切りに、着実にバイオマスの社会実装を推進していく。