「未分類」カテゴリーアーカイブ

早大と南洋理工大「発酵おから」の脂質代謝,抗肥満効果

早稲田大学とシンガポールの南洋理工大学の研究グループは3月22日、麹菌を用いておからを固体発酵させさせることが有用成分をを変化させ、総フェノール量、タンパク質含有量、アミノ酸含有量といった栄養プロファイルが改善されることを発見したと発表した。また、高脂肪食に発酵おからを混合することにより、マウスの脂質代謝が改善され、抗肥満や脂質異常の改善効果を示すことを明らかにした。
今回開発した発酵おからは、肥満や脂質異常症を改善できる食材になることが期待できるとともに、環境と経済の両面で、食品廃棄物の問題解決、有用な機能性食品の改良、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献も期待される。

積水化学 ハイム生産工場の全電力再エネ化を前倒し達成

積水化学(大阪本社:大阪市北区)住宅カンパニーは3月22日、住宅ブランド「セキスイハイム」の生産工場(国内全10工場)の全消費電力を、再生可能エネルギー(再エネ)および再エネ指定の非化石証書の使用による実質再エネ由来の電力に転換することが、当初計画よりも2年前倒しの2022年度に実現するめどが立ったと発表した。
これにより、2022年度のCO2排出量は約73%削減(2013年度比)が見込まれ、国が掲げる2030年度の削減目標46%(2013年度比)を大幅に前倒しで達成する見込み。

三菱地所 インドネシアのアウトレットモール事業に参画

三菱地所(本店:東京都千代田区)は3月22日、シンガポール証券取引所上場の総合デベロッパー、Tuan Sing Holdings Limited(以下、Tuan Sing社)と共同で、インドネシア・ジャカルタ特別州東部のカラワン県で同国初の大規模ラグジュアリーアウトレットモール事業「The Grand Outlet-East Jakarta」に参画すると発表した。
同計画は、約8万8,000㎡の広大な敷地に約180店舗(店舗面積約2万6,000㎡)のインターナショナルブランドを取り揃えたアウトレットモールを開発するもの。着工は2022年半ば、開業は2023年後半を予定。同モールは、ジャカルタとインドネシア第3の都市バンドンを結ぶ同国最大の交通量を誇る高速道路沿いに位置し、ジャカルタ中心部から車で約60分(40km)、最寄りのインターチェンジからも約10分(3.5km)と高い利便性と抜群の集客力を見込んでいる。

コンビニ大手7社の2月売上高 3カ月ぶりマイナス

日本フランチャイズチェーン協会(所在地:東京都港区)は3月22日、コンビニエンスストア大手7社の2022年2月の既存店売上高が、前年同月比0.2%減の7,652億円だったと発表した。減少は3カ月ぶり。
2月はオミクロン株の急拡大により多くの地域に「まん延防止等重点措置」が発令された影響で客足が遠のき、来店客数は3.4%減の10億6,834万人と2カ月ぶりのマイナスだった。一方、まとめ買い需要の継続から、平均客単価は3.3%増の716.3円と9カ月連続の増加となった。

コロナ無料抗原検査を6月末まで延長 山際経財相

山際大志郎経済財政・再生相は3月22日、当初3月末までの予定だった新型コロナウイルスの無料抗原検査を6月末まで延長すると表明した。21日でまん延防止等重点措置が全都道府県で解除され、「経済社会活動の回復に向けて検査の重要性が高まっている」とし、検査キットの確保について問題なく確保できるとの見通しを語った。

関西経済に2カ月でマイナス2,000億円 軍事侵攻で

りそな研究所はこのほど、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で、関西2府4県の経済へのマイナスの影響は、3月と4月の2カ月間でおよそ2,080億円に上るという試算をまとめた。
最も影響が大きいのは、ガソリンや電気料金の高騰、食料品の値上げなどによる個人消費の押し下げで、マイナス1,200億円。関西からの輸出入に与える影響について、ロシアとの関係が深いヨーロッパとの貿易が停滞しマイナス640億円、ロシアとの貿易が半減してマイナス240億円などとしている。

JR東日本 東北新幹線の全線再開は4/20前後

JR東日本は3月21日、16日の地震で脱線した東北新幹線の全線での運転再開について、4月20日前後を目指していると明らかにした。
22日から那須塩原-郡山間、一ノ関-盛岡間で運行本数を減らした臨時ダイヤでb再開。4月2日ごろに郡山-福島間、同4日ごろに仙台-一関間で、それぞれ運転再開を計画している。ただ、脱線車両がある白石蔵王周辺、福島-仙台間は特に被害が大きく、復旧に時間がかかるとしている。このため、全線での運転再開は4月20日前後となる見込み。

中国旅客機墜落 広西チワン族自治区上空で連絡絶つ

中国の航空当局は3月21日、中国東方航空機が広西チワン族自治区の上空で墜落したと発表した。南西部の雲南省昆明市から南東部の広東省広州市へ向かっていた米ボーイング737型機で、乗客乗員132人が搭乗していた。けが人や死亡者などの詳しい状況は分かっていない。中国国営中央テレビ(CCTV)によると、外国籍の乗客はいなかったという。