三菱自動車は4月8日、多目的スポーツ車(SUV)などを生産するロシア南西部カルーガ州の合弁工場の稼働を停止したと発表した。ロシアのウクライナ侵攻により、物流網が混乱しているため。部品供給は3月にすでに停止していた。部品在庫がなくなり次第、停止する予定だった。
ロシアに進出している日本の自動車メーカーでは、トヨタ自動車が3月初旬に、日産自動車は3月中旬にそれぞれロシア工場の稼働を停止している。
「未分類」カテゴリーアーカイブ
アビームコンサル ベトナム・ダナンに新オフィス
スリーダム 中国のGeely傘下のGCVと協業の覚書
スリーダム(本社:横浜市神奈川区、以下、3DOM)は4月7日、中国大手自動車メーカー、吉利新能源商用車集団(正式名称:浙江吉利控股集団、本社:中国浙江省、以下、Geely)の完全子会社で電動商用車の開発・製造・販売を手掛ける江西吉利新能源商用車有限公司(本社:中国浙江省、以下、GCV)と、2022年4月に新型電動商用車向けバッテリパックの開発に関する戦略的パートナーシップに向けた覚書(以下、MOU)を締結したと発表した。
スリーダムはGCV製電動商用車のE51向けのバッテリの共同開発を行うとともに、同社の完全子会社スリーダム(シンガポール)(本社:シンガポール)を通じて2025年までに約600MWh(1万5,000台相当)のバッテリを提供する予定。E51はGeelyの電動商用車部門のGCVが2022年3月に中国で投入したばかりの最新型電動小型商用バンで、日本での配送業務にも十分対応するもの。
三菱重工 タイの火力発電所でGTCC3号機が運転開始
三菱重工業は4月7日、タイの天然ガス火力発電所2カ所の建設プロジェクトで、2021年10月の2号機に続き、M701JAC形GTCCの3号機が運転を開始したと発表した。これは2018年にM701JAC形ガスタービン8基で構成される総出力530万KWのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)火力発電設備をフルターンキー契約で受注したもの。併せて25年間の長期メンテナンス契約も締結している。
両発電所はいずれも首都バンコクの南東約130kmに位置しており、チョンブリ県とラヨーン県に建設されているもの。出力はいずれも265万KW。電力はタイ電力公社に販売される。
同プロジェクトは東南アジアにおけるM701JAC形の初受注例で、2024年に予定される全8基での運転開始に向けて建設工事を進めていく。
東芝 株式非公開化にらみ特別委設置 分割再編は中断
マツダ 日本向けCX-60で初のプラグインハイブリッド
岸田首相 石炭輸入禁止,外交官追放 ロシア制裁表明
大阪・関西万博に100カ国・地域が参加表明 万博相
大阪ガス 台湾CPC社向けLNG受入基地建設でコンサル業務受注
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は4月6日、100%子会社のDaigasガスアンドパワーソリューション(以下、DGPS)が、台湾の国営石油・ガス事業者、台湾中油(以下、CPC)より、台中LNG受入基地の第四期拡張プロジェクトにおける、LNG受入基地の基本設計業務および技術コンサルティング業務を受注したと発表した。
当該拡張エリアの設備はLNGタンク(18万kl×4基)、気化設備、外航船受入設備とそれらの付帯設備から構成され、DGPSはすべての設備にかかわる基本設計業務および技術コンサルティング業務を担当する。同案件の完了は2029年を予定。今回の拡張により、CPC台中LNG受入基地の受入能力は年間1,300万トンまで増加する予定。
川崎汽船 シンガポールの船舶用アンモニア燃料供給で共同研究
川崎汽船(本社:東京都千代田区)は4月6日、シンガポールにおける船舶向けアンモニア燃料供給の実現に向け、住友商事など6社が2021年3月より進めている共同研究に参画すると発表した。同様に同日付で参画するシンガポール海事港湾庁を加えた8社での覚書に署名した。
この共同検討では、参加メンバーがそれぞれの貢献可能領域で、アンモニアバンカリング船の設計開発、海上輸送や貯蔵など関連するインフラを含むShip-to-Ship方式での船舶向けアンモニア燃料供給に向けたサプライチェーンの構築を検討する。また、シンガポールの関係当局や専門家の協力を得て、アンモニアバンカリングのオペレーション・ガイドラインや法規制の整備に向けて取り組む。