「未分類」カテゴリーアーカイブ

植物肉のDAIZ タイのベンチャーへ原料供給開始

発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・生産するスタートアップ、DAIZ(本社:熊本市)は5月2日、タイ大手財閥TOAが2021年8月に立ち上げた植物肉ベンチャー企業、LOTTOFOOD(Thailand)Public Company Limited(本社:バンコク、以下、LOTTOFOOD)へ、植物肉原料として「ミラクルミート」を4月より提供開始したと発表した。
LOTTOFOODは、これを原料にプライベートブランドとして「TONKATSU(とんかつ)」、「HAMBURG(ハンバーグ)」、「SAUSAGE(ソーセージ)」を製品化し、企業向け・一般消費者向けに販売する事業を開始した。
これはDAIZとして初の海外への本格的な原料提供となる。同社は今後もアジア・欧米などを中心に、現地パートナー企業との協業を通じて、海外展開を積極的に推進していく。

トヨタ初の量産EV「bZ4X」サブスク限定 月額8.8万円

トヨタ自動車は5月2日、同社初の量産電気自動車(EV)「bZ4X」について、個人向け定額制(サブスクリプション)サービス「KINTO」の価格を発表した。
契約期間は最長10年で、1~4年目は国の補助金が適用され、毎月の利用料は追加装備などのオプションを付けない場合で税込み8万8,220円。契約時には申込金(税込み77万円)もかかる。5年目以降の利用料は段階的に安くなり、10年目は月額4万8,510円からとなる。
5月12日からKINTOのサイトやトヨタの販売店で、年内をめどに納入する分として3,000台分の申し込みを受け付ける。

トヨタ 中国・長春工場 1カ月半ぶり稼働再開へ

トヨタ自動車は5月1日、中国吉林省長春市の合弁工場の稼働を再開したことを明らかにした。同工場は新型コロナウイルス対策で長春市がロックダウン(都市封鎖)され、3月中旬から約1カ月半にわたり停止していた。当面は生産調整を続け、5月4日から通常稼働に戻す予定。NNA ASIAが報じた。

護憲派・改憲派 憲法9条・緊急事態条項で各々議論

憲法記念日の5月3日、護憲派と改憲派は各地でそれぞれ集会を開いた。ロシアによるウクライナ侵攻が続き連日悲惨なニュースが報道される中、憲法9条や緊急事態条項に焦点をあてた主張が論議が行われた。両派とも大規模な集会は3年ぶり。
護憲派の「九条の会」などでつくるグループは、東京都江東区の公園で「改憲発議許さない! 守ろう平和といのちとくらし」と題して集会を開いた。主催者発表で約1万5,000人が参加した。
改憲派の「美しい日本の憲法をつくる国民の会」などは東京都千代田区で「公開憲法フォーラム」を開いた。今夏の参院選で改憲の必要性を訴えるよう各政党に求める声明文を採択した。

三井住友銀 ベトナム民間商業銀行VPBankと業務提携

三井住友銀行は5月2日、ベトナムの民間商業銀行、Vietnam Prosperity Joint Stock Commercial Bank(所在地:ハノイ市、以下、VPBank)と業務提携契約を締結したと発表した。
VPBankはリテールや中小企業金融分野に特に強みを持つベトナムの地場主要銀行。近年は民間銀行トップクラスの成長力・収益力を誇っている。
今回の提携により、リテール・ホールセールの両領域におけるベトナム金融マーケットで双方のノウハウを活用することで、三井住友銀行の金融知見を活かした高品質の商品・サービスを提供する。

ENEOS HD ミャンマーの天然ガス事業から撤退

石油元売り大手のENEOSホールディングス(本店:東京都千代田区)は5月2日、ミャンマーで手掛けている天然ガス事業から撤退すると発表した。同社が撤退するのは、ミャンマー南部沖、イェタグンガス田の開発事業。
日本政府(経済産業省)およびエネオスHD傘下のJX石油開発、三菱商事の3社が出資するJXミャンマー石油開発(所在地:東京都千代田区、日本50%、JX石油開発40%、三菱商事10%)が19.3%の権益を保有している。すでに今年2月に、三菱商事が同ガス田事業から撤退する方針を決めており、事業継続は困難になるとみられる。
2021年2月の国軍のクーデターで、事業の収益が国軍側の資金源になっているとの批判が強まっており、事業の継続が難しいと判断した。

「BA.2」デルタ株と同じ部位に新変異を確認

東京医科歯科大学は5月2日、入院患者2人が感染していた新型コロナウイルスをゲノム解析した結果、デルタ株に特徴的な変異部分(L452)と同じ場所が変異したオミクロン株が見つかったと発表した。この変異場所はデルタ株などウイルスの感染性に関係するとみられ、専門家らはウイルスの置き換わりによるコロナ第6波の長期化に警戒を呼び掛けている。2人の患者は軽症で、海外への渡航歴はなく、市中感染とみている。

日本「防衛力を強化すべき」が初の6割超 朝日・東大

朝日新聞社と東京大学の谷口将紀研究室が実施した共同調査によると、「日本の防衛力はもっと強化すべきだ」と考えている有権者が増えていることが分かった。
防衛力強化への賛否を問う調査で、賛成派が2003年の調査開始以来、初めて6割を超えた。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響とみられる。
調査は無作為で選んだ全国の有権者3,000人が対象で3月15日に調査票を発送。4月25日までに届いた有効回答は1,892人(回収率63%)。

イビチャ・オシム氏死去 サッカー日本代表元監督

サッカー日本代表の元監督、イビチャ・オシムさんが亡くなった。80歳だった。かつてオシムさんが監督を務めたオーストリア1部のクラブが5月1日、公式ホームページで発表した。
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のオシムさんは、1990年のワールドカップイタリア大会で当時のユーゴスラビア代表を率い、ベスト8に導いた。2003年に来日、J1のジェフ市原(現在のジェフ千葉)の監督を経て、2006年に日本代表の監督に就任。
「考えて走るサッカー」を掲げて代表チームの強化に努め、2007年11月に脳梗塞で倒れ監督を退いた。体調が回復してからは日本サッカー協会のアドバイザーとして強化や普及活動に尽力、代表監督としての在任期間は1年余りだったが、日本サッカー界に大きな功績を残した。

天皇賞・春 タイトルホルダー逃げ切る G1,2勝目

競馬の第165回天皇賞・春(G1、芝3200m、4歳以上、18頭出走)は5月1日、阪神競馬場で行われ、2番人気のタイトルホルダー(牡4歳、美浦・栗田徹厩舎)が迷いなく先行、長丁場を逃げ切り、制した。昨年の菊花賞以来のG1・2勝目を飾った。
騎乗した横山和生騎手は初のG1勝利。天皇賞・春では、祖父・富雄(1971年メジロムサシ)、父・典弘(1996年サクラローレル、2004年イングランディーレ、2015年ゴールドシップ)に続き、史上初の親子3代制覇の偉業を成し遂げた。
一番人気のディープボンドは2着に終わり、悲願のG1獲得は成らなかった。