明治時代、国内初の新橋ー横浜間の鉄道開業の約1年半後、1874年に西日本初となる大阪ー神戸間で開業してから5月11日で150周年を迎えた。この日午前、JR西日本が神戸駅で開催した記念式典では、沿線地域の150年の歴史を紹介する写真などを展示した記念列車が(6両編成)が登場。事前の抽選で選ばれた家族連れなど約150人を乗せ、大阪駅に向けて出発した。同列車は12日から通常ダイヤに組み込まれ20日まで運行される。
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熊本県 「半導体ビザ特区」申請 在留資格審査の迅速化へ
熊本県は5月10日、半導体関連業務に携わる外国人高度人材が日本国内で就労するのに必要な在留資格審査の迅速化に向けて、国家戦略特区の指定申請をしたと発表した。これは、同県菊陽町で台湾の半導体受託生産で世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)が進出、第1工場を2月に開所し、第2工場の建設決定、さらにソニーグループの進出が決まるなど関連産業集積が進んでいることを見据えたもの。これを機に海外から優れた人材の円滑な獲得を進め、地域の半導体産業の一段の振興を目指す。
一般に在留資格認定証明書の交付には最大で3カ月程度かかるといわれるが、同県によると中小企業診断士らに依頼するなどして審査を代行し、必要な期間を1カ月程度まで短縮することで、円滑な人材確保につなげたいとしている。
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認知症患者 30年に推計523万人 8年間で約80万人増加
厚生労働省研究班の調査によると、認知症の患者数が2030年に推計523万人に上ることがわかった。2022年時点の443万人から8年間で約80万人増える。高齢化の進展に伴い2050年には587万人、2060年には645万人と増加する。これに加えて危惧されるのが、認知症予備軍とされる軽度認知障害(MCI)の患者数の増加だ。MCI患者は2030年に593万人、2060年には623万人まで増えると推計した。MCIは認知症の手前の段階にあたり、この予備軍を含めると、認知症患者数は2030年には1,100万人を超す。
年齢別に認知症患者の割合をみると、65〜69歳では1.1%、70〜74歳では3.1%にとどまるが、75〜79歳では7.1%に増加し、90歳以上では実に50.3%と一気に高くなる。男女別に認知症患者をみると、女性の方が高かった。85〜89歳では女性が37.2%、男性が25.2%、そして90歳以上では女性55.1%、男性36.6%だった。
厚生労働省研究班が福岡県久山町、石川県旧中島町(現七尾市)、愛媛県旧中山町(現伊予市)、島根県海士町の4地域に居住する65歳以上の高齢者を対象に調査した。