「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

大谷翔平 史上最速126試合で「40本塁打&40盗塁」達成

メジャーリーグ、ドジャースの大谷翔平選手(30)が8月23日(日本時間24日)、本拠地・ロサンゼルスでのレイズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で内野安打を放ち、二盗を成功させ、今季40盗塁に到達した。日本選手の40盗塁到達はイチローに次いで2人目。
また、3−3で迎えた9回2死満塁の場面で巡ってきた第5打席で、4試合ぶりに今季40号のサヨナラ本塁打を放った。メジャー史上6人目、史上最速の126試合目での40本塁打&40盗塁を達成した。これまでのメジャー最速記録、2006年にナショナルズのソリアーノ選手がマークした147試合での記録を大幅に更新した。

25年万博 工事遅延の海外パビリオンなお8カ国が未着工

2025年大阪・関西万博への海外の出展参加国のパビリオンの建設遅延が問題になっているが、関係者によると、8月21日時点でなお8カ国が未着工のままとなっている。こうした事態を受け、万博運営主体の博覧会協会は、2025年4月13日の開幕日までに工事を完了するべく調整を進めている。

桂ざこばさんのお別れの会 約600人が出席 別れ惜しむ

上方落語を代表する落語家の一人で、6月に76歳で亡くなった桂ざこばさんのお別れの絵画8月21日、大阪市内で開かれ、親交のあった芸能関係者ら、およそ600人が出席した。会場に人情味あふれる語り口のざこばさんの落語が流される中、出席者同士で様々なエピソードや逸話が語られ、思い出話に花が咲き、祭壇に花を手向け、最後の別れを惜しんでいた。

絶滅危惧種マルミミゾウが国内初の妊娠 25年夏に出産 広島

広島市安佐動物公園は8月21日、絶滅の恐れがあるゾウ「マルミミゾウ」について、国内初の妊娠を確認したと発表した。妊娠したのはマルミミゾウの「メイ」。推定25歳で、西アフリカのブルキナファソから2001年に来園した。14日のエコー検査で妊娠を確認した。出産は2025年8〜10月のみ込み。
同園によると、マルミミゾウの野生個体は極めて少なく、飼育も世界で3頭のみという。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでリスクの高い「深刻な危機」に分類されている。同園ではメイと、秋吉台自然動物公園サファリランド(所在地:山口美祢市)から受け入れた雄の「ダイ」の計2頭を飼育している。

京都国際が初優勝 関東第一を2−1で破る 夏の甲子園

夏の全国高校野球選手権大会は8月23日、兵庫県西宮市の甲子園球場で決勝戦が行われ、京都国際が延長十回、タイブレークの末に2−1で関東第一(東東京)を破り、初優勝を飾った。京都勢の優勝は1956年の平安(現在の龍谷大平安)以来68年ぶり。関東第一は東京勢として、2011年に優勝した日大三(西東京)以来の優勝を逃した。

タイでエムポックス重症型を確認 アジアで初の感染者

タイ保健当局は8月22日、エムポックス(サル痘)の、より重症化しやすい「クレード1」感染者が確認されたことを明らかにした。この感染者は14日、アフリカから中東を経由してタイに入国、バンコク郊外に到着した欧州の男性(66)。同当局この男性に接触した約40人の経過を観察中で、現時点では症状は確認されていないという。アジアでクレード1のエムポックス感染者が報告されたのは初めて。
クレード1は家庭内感染が多く致死率も高いとされ、2022〜2023年に流行し、世界各地へ拡大したクレード2とは違いがある。

25年万博の大屋根「リング」つながる 愛称の公募検討へ

2025年大阪・関西万博のシンボルとして、ゼネコン3社のJV形式で建設が進められていた万博会場の1周約2kmの「大屋根(リング)」が8月21日、つながった。大阪府の吉村知事は同日の記者会見で、リングの愛称の一般公募を運営主体の博覧会協会に提案したと明らかにした。
リングは、柱や屋根材などに計約2万7,000㎥の木材を使用。柱と梁(はり)をつなぐ接合部分は日本の伝統的な工法「貫工法」をベースとした。

子どもの数「0〜1人」56% 経済不安 東商が若者意識調査

東京商工会議所が都内で働く東商会員企業の従業員を中心に実施した意識調査によると、理想的な子どもの数の回答は「2人」が57%、「3人以上」が20%だった。一方、現実的に持てると思う子どもの数への回答は56%が「0〜1人」だった。この大きな理由は「経済的な不安」で、74%に上った。調査は18〜34歳の2,198人が回答した。

「スシロー」北京1号店に長蛇の列 ピーク待ち時間10時間超

FOOD&LIFE COMPANIES(本社:大阪府吹田市)が8月21日、中国・北京市に開業した回転すし「スシロー」が大人気で、初日は開店時間前から長蛇の列ができた。新店舗は若者に人気の商業施設内にあることもあって、午前11時半の開店前から大勢の客が押し寄せ、客席234席に、昼過ぎには予想待ち時間が10時間以上となったほど。この結果、600組以上の顧客が来店した。
中国は、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を受け周知の通り、日本産水産物の輸入を全面停止している。こうした中でも回転寿司は北京でも大人気という。同店舗では中国産ウニ、アワビほか、世界各地の食材を使い、200種類以上のメニューを用意している。価格は一皿10〜28元(約200〜570円)。