「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

大阪うめきた2期「グラングリーン大阪」9/6先行開業

JR大阪駅北側の再開発地区、うめきた2期「グラングリーン大阪」が9月6日午前、先行開業した。開発テーマに「みどりとイノベーションの融合拠点」を掲げ、4.5haの広大な緑地公園を中心に商業施設やホテル、オフィスやタワーマンションの整備も進み、「大阪最後の一等地」に職住一体の街づくりが進められている。今回、北街区と複合ビルと公園エリアの一部が開業した。2025年春には南街区の複合ビルも開業し、2027年に全面開業を予定、その時点で年間5,000万人の来場者が見込まれている。
グラングリーン大阪は、2013年に開業したうめきた1期地区「グランフロント大阪」に続く、旧梅田貨物駅跡地「うめきた地区」再開発プロジェクトの第二弾。このプロジェクトには三菱地所、積水ハウス、阪急電鉄、オリックス不動産など9事業者が参画している。グラングリーン大阪の総事業費は約6,000億円で、1期も合わせると1兆数千億円に上る。

W杯2026アジア最終予選 日本 初戦を中国に7−0で完勝

FIFAワールドカップ2026アジア最終予選の初戦が9月5日、埼玉スタジアムで行われた。日本代表(FIFAランキング18位)は中国(同87位)を7−0で下し、勝ち点3をを手にした。日本はキャプテン、遠藤航の先制ゴールに始まり、三笘薫、南野拓実(2ゴール)、伊東純也、前田大然、久保建英がそれぞれゴールを決め、無失点で初戦を飾った。

日本 車いすテニス女子ダブルス,ゴールボール,卓球女子Sで金

パリ・パラリンピックで9月5日、日本は車いすテニス女子、ゴールボール、卓球女子シングルスの3種目で金メダルを獲得した。車いすテニスの女子ダブルス決勝で上地結衣・田中愛美組がオランダペアに2−1で逆転勝ちし、日本女子初の金メダルに輝いた。ゴールボール男子は決勝でウクライナを延長戦の末、4−3で下し、日本男子初となる金メダルを手にした。卓球女子シングルス決勝で和田なつきがE.プロエフェワに3−1で勝ち、日本女子として初の金メダルを獲得した。

警視庁と都レンタカー協会 大規模災害想定し協力強化

警視庁と東京都レンタカー協会は9月4日、警視庁本部で大規模災害を想定し、協力体制の強化を図る協定に調印したと発表した。両者は従来の協力関係を深め、より実効性の高い内容に改めた。新しい協定では、災害時に貸し出される車両の種類や台数などが具体的に定められ、災害現場に強いとされる4輪駆動車や定員の多いワゴン車など少なくとも40台を速やかに確保できるようにするとしている。

7月実質賃金0.4%増 2カ月連続プラス 夏季賞与の伸び寄与

厚生労働省が9月5日発表した7月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、名目賃金から物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比0.4%像となった。プラスは2カ月連続。夏の賞与などの伸びが寄与した。名目賃金を示す1人あたり現金給与総額は3.6%増の40万3,490円で、2年7カ月連続で増加した。伸び率は7月の消費者物価の上昇率(3.2%、持ち家の家賃相当分を除く総合指数)を上回った。

東京都”カスハラ”防止へ全国初の条例案を9月都議会に提出

東京都は、客からの迷惑行為などのカスタマーハラスメント、いわゆる”カスハラ”を防ぐ、全国初の条例を2025年4月から施行する方針を固め、9月開会する都議会に提出する。
素案では、カスハラについて「客から就業者に対し、業務に関して行われる著しい迷惑行為であって、就業環境を害するもの」と定義。そのうえで「何人もあらゆる場においてカスハラを行ってはならない」としている。

大阪市 人工呼吸器の停電対策で自動車メーカーと協定

大阪市は9月4日、南海トラフ巨大地震などの大規模災害時に、在宅の難病患者などが人工呼吸器を使えなくなる事態を防ぐため、三菱自動車など自動車メーカーと非常用電源確保に関する協定を結んだ。
協定は、災害時に市内で停電が発生した場合、電気を供給できる「プラグインハイブリッド車」を要請に応じて貸し出すというもの。プラグインハイブリッド車は、ガソリンが満タンだと4人家族の12日分の電気を賄えるという。大阪市は今秋以降、区役所と連携し、利用者の登録を進めていく。
大阪市によると、国指定の難病などで在宅で人工呼吸器を使用している人は、市内に少なくとも198人いる。

東京タワー来場者 開業66年で累計1億9,000万人に到達

東京タワー(所在地:東京都港区)の来場者が9月4日午前、累計1億9,000万人に達し、記念式典が行われた。節目の来場者となったのは米国・シアトルから日本を訪れたトビー・トングさん(34)とラウレル・トングさん(33)の夫婦で、記念品や花束を受け取った。
東京タワーは1958年、高さ333mの電波塔として開業、今年で66年を迎え、国内外から多くの観光客が訪れている。

関西空港 開港30年 職員ら感謝 国際線の受け入れ能力拡大へ

関西の空の玄関口、関西国際空港(所在地:大阪府泉佐野市)が9月4日、開港から30年を迎えた。この日、航空会社の職員らが駐機場で感謝の気持ちを伝える「Thanks to all of you …」の横断幕を掲げ、離陸する旅客機を見送った。
2025年の大阪・関西万博の海外からの来場客はじめ拡大するインバウンド需要に対応、ターミナルビルの大規模改修が進む。そして2026年夏に国際線出発エリアの面積が6割拡大するなど、国際線の受け入れ能力を年4,000万人に高める予定。