「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

なでしこJ ブラジルに劇的逆転勝利 準々決勝進出に望み

パリオリンピックのサッカー女子予選リーグ第2戦でなでしこジャパンはブラジルと対戦し、苦戦しながらも2−1で逆転勝ちした。この結果、1勝1敗となり、準々決勝進出に向け、8月1日に行われるナイジェリアとの最終戦に望みを繋いだ。
試合はスコアレスで迎えた後半、ブラジルに先制される苦しい展開。そして、すでにアディショナルタイムに入っていた。しかし、ここから劇的なドラマが待っていた。ブラジルゴール前での攻防で、日本はPKを獲得、熊谷紗希(33)が決め1−1に追いつくと、勝負の女神は一気に日本に。途中出場の谷川萌々子(19)が放ったミドルシュートがブラジルのゴールマウスに吸い込まれ、逆転勝ちした。

フィリピンパビリオン テーマ「よりよい未来を織りなす」

2025年大阪・関西万博に参加するフィリピンは7月24日、パビリオンの概要を発表した。テーマは「自然、文化、共同体:よりよい未来をともに織りなす」。フィリピンの代表的な伝統工芸品の織物を通して、フィリピンの多様性や人とのつながりの精神を表現する。建物の外観には籐を規則正しく編み込んだ籐細工をイメージしたデザインが取り入れられている。
外観には、フィリピン各地の200点を超える手織物がパネルにして展示され、伝統舞踊などを紹介するライブパフォーマンスを行うための舞台も設けられている。
フィリピンパビリオンの建設は今年春から始まっており、すでに屋根部分は完成。建物の完成は2025年3月中旬になる予定。

サッカー男子 難敵マリに1−0 開幕2連勝で決勝T進出決定

パリ五輪サッカー男子は7月27日、各地で1次ーグ第2戦が各地で行われ、D組の日本代表はボルドー競技場でマリと対戦し、1−0で勝った。試合は激しい攻防を繰り返し最終盤、相手にPKを与え同点のピンチを迎えたが、勝負の女神は日本に味方した。マリは3月の親善試合で1−3で完敗した難敵だった。

角田夏実が金 日本勢メダル1号 柔道48㌔級 20年ぶり快挙

パリ五輪で7月27日、柔道女子48キロ級決勝で五輪初出場の角田夏実がモンゴルのパーサンフー・パプードルジを破り、金メダルを獲得、日本勢メダル1号に輝いた。これは同じ最軽量の48キロ級で、初出場で銀メダルに輝いた谷(旧姓:田村)亮子以来、20年ぶりの快挙だった。

パリ五輪 7/26開幕 日本選手団最多の409人 金20個目標 

パリオリンピックが7月26日開幕した。今回の大会は『広く開かれた大会』をスローガンに、夏季五輪史上初めてスタジアム以外のセーヌ川で開会式が行われた。エッフェル塔がレーザー光線で、パリの上空が様々に照らし出される光の演出は圧巻だった。愛の讃歌が流れる中、エッフェル塔のステージに登場したセリーヌ・ディオンが美しい歌声を響かせた。長く記憶に残りそうな開会式だった。
パリ五輪はエッフェル塔スタジアム、コンコルド広場、ヴェルサイユ宮殿前などの街中も競技会場となって実施される。日本選手団の選手数は海外で行われる大会では史上最多の409人となった。目標とする20個の金メダル獲得を目標に8月11日までの17日間の戦いが幕を開けた。
パリ大会には32競技の合わせて329種目に200ほどの国・地域などから男子がおよそ5,700人、女子が5,500の合わせて1万1,000人余の選手がエントリーしている。このほか、難民選手団が前回の東京大会より8人増えて、これまでで最多の37人、ウクライナ侵攻により、国として参加が認められていないロシアと、その同盟国のベラルーシ国籍の選手がか”AIN”と呼ばれる「中立的な立場の個人の資格の選手」として合わせて32人が出場する見込み。

平均寿命3年ぶりに延びる 女性87.14歳, 男性81.09歳

厚生労働省公表の簡易生命表によると、2023年の日本人の平均寿命は女性が87.14歳、男性が81.09歳となり、前年に比べ女性は0.05歳、男性が0.04歳それぞれ延びたことが分かった。直近2年間は新型コロナウイルス禍の影響で男女とも連続して縮んでいた。したがって延びるのは3年ぶり。
国別にみると、女性は日本が前年と同様世界1位、男性は4位から5位に下がった。女性は2位がスイス(85.9歳)、3位がフランス(85.75歳)。男性は1位スイス(82.3歳)、2位スウェーデン(81.58歳)、3位ノルウェー(81.39歳)。

なでしこジャパン パリ五輪初戦はスペインに敗れる

パリ五輪のサッカー女子は7月25日、1次リーグ各組の第1戦が行われた。C組の日本代表「なでしこジャパン」は国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位で、2023年のワールドカップ(W杯)覇者のスペインに1−2で逆転負けし、勝点を得ることはできなかった。
試合はスペインがボールを支配する時間が圧倒的に長く、日本は自陣でしのぎながらカウンターアタックの機会をうかがう展開。ただ、この日のなでしこはパスミスや、スペインの素早い、そして厳しいチェックに遭い、攻撃の組み立てが十分できず、シュートに持ち込めた場面は極めて少なかった。このため、なでしこは序盤13分にFKを直接決めて先制した1点にとどまった。
スペインは、2023年のW杯1次リーグで0−4で惨敗した、なでしこに対する戦い方を、徹底して磨いていた。
なでしこジャパンは28日にブラジル、31日にナイジェリアと」それぞれ対戦する。

大阪・天神祭 夏本番「船渡御」と奉納花火が夜空彩る

水の都・大阪に夏本番を告げる大阪天満宮(所在地:大阪市北区)の天神祭は7月25日、クライマックスの「船渡御(ふなとぎょ)」を迎えた。市中心部を流れる大川では午後6時過ぎ、菅原道真のご神霊を乗せた船をはじめ、赤や白の提灯で飾られた船が次々と出発。太鼓や鉦(かね)を鳴らしながら往来、総勢約100隻の船が行き交った。また、夜空を彩る奉納花火も打ち上げられ、見物客を魅了した。