ユニチカトレーディング(本社:大阪市中央区)は2月18日、医療現場で使用されるアイソレーションガウン向け高機能複合不織布「ユニソフィア(R)/UNISOFIA」シリーズを開発、本格的な販売を開始すると発表した。また、国内とASEAN地域に月産100万枚(合計200万枚/月)のアイソレーションガウンの供給体制も構築した。
ユニソフィア、ユニチカのオレフィン系スパンボンド不織布「エルベス」およびコットン100%スパンレーヨン不織布「コットエース」と、優れた透湿防水機能を持つ高バリア性フィルムを組み合わせた高機能複合不織布。東大阪医療センターの協力のもと素材開発した。2021年2月以降生産開始する予定。
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東芝エネルギーS 中国・寧波市の水力発電設備140億円で受注
東芝エネルギーシステムズ(本社:神奈川県川崎市)は2月18日、中国送電最大手の国家電網傘下で揚水発電事業を担う国網新源から水力発電設備を受注したと発表した。受注額は140億円。中国江蘇省寧波市に建設予定の揚水発電所向けで、2022年3月をめどに納入を開始する。
香港の約5,000人が英移住申請 統制強化の国安法を懸念
現地メディアによると、英国政府が1月31日に受付を開始した、香港からの移住者を受け入れる特別ビザ(査証)の申請者が約5,000人となった。特別ビザは香港市民のおよそ7割に当たる約540万人申請資格があり、英国政府は今後5年間で30万人以上が申請すると推計している。
2020年6月に、中国政府の香港に対する統制を強化する国家安全維持法(国安法)が施行されたことを受け、英国政府は特別ビザを新設していた。
EPAに基づく3カ国の看護師・介護福祉士候補者の滞在1年延長
日本政府は2月19日、閣議で経済連携協定(EPA)に基づくインドネシア人、フィリピン人、ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の1年間滞在期間を延長することを決めた。
この決定により、EPAに基づき平成30年度および令和元年度に入国したインドネシア人、フィリピン人、ベトナム人看護師・介護福祉士候補者のうち、滞在期間中の最後の国家試験に不合格になった者について、一定の条件に該当している場合、追加的に1年間の滞在期間延長を認めることになる。これにより滞在期間中に国家試験を受験する機会が増えることから、合格者の増加につながることが期待される。
1月の輸出額 前年比6.4%増 中国向け牽引 7カ月ぶり赤字
財務省が2月17日発表した貿易統計(速報、通関ベース)によると、1月の輸出は前年同月比6.4%増の5兆7,798億円だった。増加は2020年12月に続いて2カ月連続。中国向けの輸出が37.5%増と2010年4月(41.3%増)以来の大幅な伸びとなり、全体を牽引した。輸入は9.5%減の6兆1,037億円だった。この結果、貿易収支は3,239億円の赤字だった。赤字は7カ月ぶり。
日通 中国・蘇州発欧州向けクロスボーダー鉄道輸送で定期便
日本通運は2月18日、現地法人、日通国際物流(中国)有限公司(以下、中国日通)と欧州日本通運有限会社が2月7日から、中国・蘇州発欧州向けクロスボーダー鉄道輸送の定期便サービスを開始したと発表した。
週1便(毎週日曜日発)で、蘇州からポーランド・マワシビチェ、ドイツ・ハンブルクとデュイスブルクに到着する定期便サービスを提供する。今後、蘇州発ロシア・モスクワ向けやベトナム・ハノイ向けの鉄道輸送サービスの開発を進める。
ベトナムで初の特定技能試験 3/23建設分野で実施 フィリピンも
国土交通省は2月18日、ベトナム国内で初となる特定技能評価試験を3月23日に実施すると発表した。建設分野の在留資格「特定技能1号」で、合格者は最短で夏から日本で就労を開始する予定。フィリピンでも3月に特定技能の評価試験が実施される。
ベトナム第1回の試験は「鉄筋施工」職種が対象で、定員は30人。建設技能人材機構(JAC)が、首都ハノイの第一建設短期大学で実施する。フィリピンでは3月17日に「電気通信」職種の試験が実施される予定。定員は30人で、会場は同国カビデ州。建設分野では同国初となる。
出入国在留管理庁によると、特定技能で働く外国人数は2020年末時点(速報値)で1万5,663人だった。全員が特定技能1号で、2号はゼロ。このうち建設分野は1,319人で、国別にみるとベトナム人が991人、中国人が120人、フィリピン人が63人などと続いている。
五輪組織委員長に橋本氏「共生社会築き、そのレガシーつくる」
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は2月18日、女性蔑視発言で会長を辞任した森喜朗氏(83)の後任に、五輪担当相を務めてきた橋本聖子氏(56)を選出した。橋本氏は同日、五輪担当相と男女共同参画担当相を辞任。後任に丸川珠代参院議員(50)が就任した。
橋本氏は「性別、障害の有無、人種、性的指向などにかかわらず、あらゆる人を認め合い、共生できる社会を築いていく。そのレガシーをつくりたい」と意欲を示した。
JFE商事 ベトナム・ハイフォン市の第2工場稼働 2月から稼働
JFE商事(本社:東京都千代田区)は2月18日、ベトナム・ハイフォン市で鋼材加工センター(コイルセンター)を運営するJFE商事ハイフォン(JSHP、所在地:ハイフォン市)が建設した第2工場が完成し、2月に稼働開始したと発表した。外資の進出や、米中摩擦により中国からの生産拠点の同国への移管を背景に、拡大する鋼材需要に応える。
JFEスチール ベトナム2大学の寄付講座が正式カリキュラムに
JFEスチール(本社:東京都千代田区)は2月17日、経済産業省が所管する民間技術協力機関、海外産業人材育成協会の補助金で2016年度から2019年度の4年間にわたって、ベトナムの2大学で実施してきた鉄構造技術者育成講座(寄付講座)が、本講座の正式カリキュラムとして開講されたと発表した。
本講座となるのは、寄付講座を実施してきたベトナム土木工学専門国立大学(以下、NUCE)で、もう1校のベトナム国家大学ホーチミン市工科大学(以下、HCMUT)でも、関係機関の承認が得られ次第、正式カリキュラムとなる予定。