シャープ(本社:大阪府堺市)は11月9日、新型コロナウイルス感染の原因となる飛沫を防ぐため顔を覆うフェースシールド、アイシールド、マウスシールド4種類6モデルを順次発売すると発表した。液晶パネル開発で培った技術を応用し、光の反射を抑える特殊加工を施している。これにより呼気で曇りにくく、表情や手元が見えやすい仕様としている。企業の受付や接客業での需要を想定している。
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米国の新型コロナ累計感染者1,002万人、死者23万人に
米国ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによると、日本時間11月10日午前4時時点で、米国の新型コロナウイルスの累計感染者数は約1,002万人と、1,000万人の大台を超えた。また、死者は約23万人に上り、一段と深刻さを増している。
同国の新規感染者は5日連続で10万人を超え、人工呼吸器の使用数や死者数も上向きつつあり、早急な対策強化が求められる事態となっている。
シャープ JDIから取得の石川・白山工場20年度内に稼働へ
シャープの野村勝明社長は11月6日、ジャパンディスプレイ(JDI)から買い取った白山工場(所在地:石川県白山市)を、2020年度内に稼働させると表明した。シャープの主力工場の一つとなる。液晶や有機ELに続く新型ディスプレーの開発を視野に入れている。
JICA モンゴルにコロナ感染症緊急支援で250億円の円借款
国際協力機構(JICA)は11月5日、モンゴルの首都ウランバートルで同国政府との間で、新型コロナウイルス感染症危機対応緊急支援として250億円を限度とする円借款貸付契約に調印した。
財政支援を通じ、モンゴル全土での公衆衛生対策や経済対策、社会保障の拡充等の緊急対応を支援することで、同国における社会経済的影響を緩和・抑制する。
コロナ解雇・雇い止め7万人超え 1カ月半で1万人増 厚労省
厚生労働省のまとめによると、新型コロナウイルス感染拡大に伴う解雇や雇い止めが1月末から11月6日までの累計で7万242人(見込み含む)に上った。業種別では製造業中心で、宿泊業、飲食業などが続く。
解雇や雇い止めは6月に2万人を超え、以降は1カ月約1万人のペースで増加、8月末に5万人に達していた。その後、6万人を超えた9月23日時点からおよそ1カ月半で1万人増えたわけで、増加の勢いはやや鈍化した。
ただ、これらの数値はハローワークなどの数字を集計したもので、実際には全国の自治体で把握されていない、当事者が個人で対応している解雇・雇い止めがあり、もっと多いとみられる。
新型コロナ 世界の感染者数5,000万人超え 死者125万3,311人に
米国のジョンズ・ホプキンス大学のまとめによると、新型コロナウイルスの世界全体の累計感染者数は日本時間11月9日午前3時時点で、5,007万8,292人と5,000万人を超えた。また、死者は世界全体で125万3,311人に上っている。
フランス、イギリス、イタリア、米国など欧米で再び感染が急拡大し、これらの国々では外出制限のほか飲食店や劇場の閉鎖など、一段と厳しい措置の実施に追い込まれている。
これまでの感染者の増勢をみると、世界で1,000万人を超えるまでの期間は166日間。2,000万人までは44日間、3,000万人までは38日間、4,000万人までは31日間、そして5,000万人を超えるまでは21日間となっている。つまり、収束の兆しどころか、世界的な感染拡大に全く歯止めがかからず、最新の傾向では増勢がさらに加速し、深刻化しているのだ。
JFEエンジ ベトナムBIWASE社へ出資 水ビジネスへ本格参入
JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は11月6日、ベトナムのBinh Duong Water Environment Joint Stock company(本社:ベトナム・ビンズオン省、以下BIWASE社)と業務提携の基本合意書を締結し、BIWASE社の増資を引き受け、株式の3.87%を取得したと発表した。これによりJFEエンジニアリングは、ベトナムの水ビジネスに本格参入する。
今回の提携により、BIWASE社が保有・運営する8カ所の浄水場および廃棄物処理場の拡張はもとより、今後進む下水処理場や廃棄物リサイクル処理場の開発およびO&M (オペレーション&メンテナンス)事業での協業を進めていく。
スシロー 21年春にもバンコクでタイ1号店 6カ国目
回転寿司チェーン、スシローのスシローグローバルホールディングス(本社:大阪府吹田市)は11月6日、タイ現地法人のSushiro GH(Thailand)Ltdが、2021年春にもバンコクで回転寿司チェーン「スシロー」のタイ1号店のオープンを目指しているとの進出計画を明らかにした。タイは日本、韓国、台湾、香港、シンガポールに次いで6カ国・地域目となる。また同日、 シンガポールの新店となる「Waterway Point店」がオープンすると発表した。
スシローグループの店舗数は2020年6月30日現在611店舗で、国・地域別で日本573店、韓国12店、台湾19店、香港4店、シンガポール3店となっている。
スシロー 21年4月より「FOOD&LIFE COMPANIES」に社名変更
スシローグループの持株会社、スシローグローバルホールディングス(本社:大阪府吹田市)は11月6日、2021年4月より「FOOD&COMPANIES LTD」に社名変更すると発表した。
海外展開や居酒屋、台湾茶専門店の出店など幅広い事業を展開してきたことを受け、食と豊かな暮らしの提供をサポートするとともに、グローバル展開を加速させ、さらなる成長を推進する。
進む年末恒例の顔見世興行の「勘亭流」”まねき”書き
京都・南座で行われる年末恒例の歌舞伎、顔見世興行を前に、京都市左京区の妙傳寺で、出演者を紹介する”まねき”の看板を書く作業が進められている。
作業を進めるのは書家の井上優さん(75)。丸みを帯びた「勘亭流」という独特の書体で、長さがおよそ2mの看板に隙間なく書いていく。用意された看板はおよそ40枚に上る。顔見世興行は12月5日から19日までで、看板は11月下旬に南座の正面に掲げられる。