万博記念公園(所在地:大阪府吹田市)で2020年10月23日~11月16日の金・土・日・月の計16回にわたり、自動運転車両を活用した次世代型モビリティサービスの実証実験が共同で実施される。
三井物産(本社:東京都千代田区)、パナソニック(本社:大阪府門真市)、凸版印刷(本社:東京都千代田区)、博報堂(本社:東京都港区)、JR西日本(本社:大阪市北区)の5社が9月14日、万博記念公園マネジメント・パートナーズとともに実施すると発表した。
国内外で走行実績のある小型自動運転EVに、パナソニックが開発中の透明ディスプレイを搭載し、透過して見える公園や庭園の風景と、ディスプレイに映し出される対話型アバタ―や多言語対応型アバタ―によるガイダンス映像を折り重ねて見ながら移動することで、楽しみながら学べるエデュテイメント(エデュケーション+エンターテイメント)を新たな移動体験型サービスとして提供する。
koken のすべての投稿
シャープ 価格抑えた新型5Gスマホ発表 KDDIから発売
シャープ(本社:大阪府堺市)は9月14日、第5世代(5G)移動通信システムに対応した新型のスマートフォン「AQUOS zero 5G basic DX」をKDDI、沖縄セルラーより9月19日に発売すると発表した。
同社は3月に約10万円の5G対応の高級モデルを発表しているが、今回発表したのは機能を絞って価格を抑えたモデルで、これにより5Gスマホのラインアップを拡充する。
日本100歳以上の高齢者8万人突破 前年比9,176人増
厚生労働省のまとめによると、日本国内の100歳以上の高齢者の数は、9月15日時点で8万450人と初めて8万人を突破した。このうち女性は7万975人と全体の約88%を占めた。前年同期比で9,176人増え、1971年(339人)以来、50年連続で過去最多を更新した。この結果、総人口1億2,593万人(8月1日現在の概算値)の約0.06%が100歳以上という計算になる。
国内の最高齢者は福岡市の女性、田中カ子(かね)さんで117歳。男性は奈良市の上田幹蔵(みきぞう)さんで110歳だった。
都道府県の人口10万人当たりの人数で比べると、島根が127.60人で8年連続で最多。以下、高知が119.77人、鳥取が109.89人で続く。最も少ないのが31年連続で埼玉が40.01人、次いで愛知の41.79人、千葉の45.98人。
ADB 20年アジアのGDP0.7%減 60年ぶりマイナス成長を予測
アジア開発銀行(ADB)は9月15日、2020年のアジア太平洋46カ国・地域(日本など除く)の国内総生産(GDP)が前年比0.7%減少するとの予測を発表した。新型コロナウイルス禍で、経済活動や移動が大幅に制限されたため。アジア地域のGDPがマイナス成長となるのは1962年以来となる。
ADBは4月時点では2.2%のプラス成長を見込んでいた。だが、その後の経済活動再開に伴う新型コロナの感染拡大により、各国がGDPの予測を段階的に連発して下方修正。その結果、ADBは約4分の3の国・地域でマイナス成長を予想した。
第99代首相に菅義偉氏 衆参両院の指名選挙で選出 菅内閣発足
自民党の菅義偉総裁は9月16日行われた衆参両院の本会議の総理大臣指名選挙の結果、第99代の総理大臣に選出された。この後、菅氏は公明党の山口代表と政権与党の党首会談。組閣本部を設置して、直ちに組閣を行い同夜、菅内閣を発足させた。内閣の要の官房長官には加藤勝信前厚生労働相が起用された。
バンダイナムコ 香港にアミューズメント施設オープン
バンダイナムコアミューズメント(本社:東京都港区)は9月14日、グループ会社で、香港でアミューズメント施設運営を手掛ける現地法人NAMCO ENTERPRISES ASIA LTD(以下、NEAL)が、9月11日に香港のショッピングモール「Telford Plaza(テルフォードプラザ」(徳福広場)2期内に、香港初のスポーツテインメント施設「SPORTAINMENT ARENA(スポーツテインメントアリーナ)」を備えたアミューズメント施設『namco Telford Plaza(徳福広場)店』をオープンしたと発表した。
店舗面積は802㎡(約243坪)、ゲームエリア323㎡、スポーツエリア479㎡。香港での施設展開は9店舗目。
英アストラゼネカ 新型コロナワクチンの治験再開を発表
英国の製薬大手アストラゼネカは9月12日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)を英国で再開したと発表した。同社は9日、被験者に副作用が疑われる深刻な症状が発生したため、進めていた全世界の治験を一時中断すると発表し、開発が待たれるだけに、その動向が注視されていた。
ベトナムー日本航空定期便再開も「片道」運航続く
現地メディアなどによると、ベトナム航空は、国際定期航空路線の再開の第一弾として、日本行きを9月18日から運航する。ただ、ベトナム政府が新型コロナウイルス封じ込めのため定期便の受け入れを認めないことで、日本からベトナムへの定期便運休が続き、「片道」運航状態が続く。したがってベトナムへの入国手段は、日系2社が運航する特別便のみとなる。
ベトナム航空はノイバイ国際空港(ハノイ)発便を9月18日に、タンソンニャット国際空港(ホーチミン)発便を9月25日にそれぞれ再開する。到着地はいずれも成田国際空港で、水・金の週2便となる。10月以降は現時点では不明。
西華産業 タイ連結子会社Seika YKCの事業を停止
総合機械商社、西華産業(本社:東京都千代田区)は9月10日、タイでプリント基板の製造・販売を手掛ける連結子会社Seika YKC Circuit(Thailand)Co.,Ltd.(所在地:プラチンブリ県304工業団地)の全事業を2020年10月31日を以て停止すると発表した。
顧客ニーズ等事業環境が目まぐるしく変化したこと、最適な量産体制の構築が遅れたこと、アジア各国に点在する顧客への販売体制の強化に時間を要したことなどから、業績が当初の計画から大きく乖離。さらに直面するコロナ下で収益の改善には時間を要すると判断、事業の継続を断念した。
加藤製作所 タイ工場の生産を在庫調整のため一時停止
加藤製作所(本社:東京都品川区)は9月11日、タイ工場(KATO WORKS THAILAND CO.,LTD.所在地:タイ・ラヨーン県)の生産を一時停止すると発表した。新型コロナウイルス感染症の拡大、米中貿易摩擦による世界経済への影響の長期化に伴い、販売が低迷し在庫が拡大したため、在庫調整を行う。