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大同特殊鋼 中国・蘇州の連結子会社を譲渡 中国事業を清算

大同特殊鋼(本社:名古屋市東区)は9月17日、連結子会社、大同キャスティングす(以下、DCC)が、DCCの100%子会社、精密鋳造品の機械加工、販売等を手掛ける大同凱思英鋳造(蘇州)有限公司(所在地:中国江蘇省蘇州市)の事業譲渡により、中国事業を清算することとし、9月7日に譲渡契約を締結したと発表した。
同社グループのポートフォリオ戦略として「選択と集中」によるグループ経営の強化を一段と進める。

エーザイ ベトナムに医薬品販売会社「エーザイ・ベトナム」

エーザイ(本社:東京都文京区)は9月17日、ベトナムにおける医薬品販売会社「Eisai Vietnam Co.,Ltd.」(以下、エーザイ・ベトナム)を全額出資により、ホーチミン市に設立したと発表した。これにより、ベトナムにおける医薬品販売体制の強化、充実を図る。
ベトナムの医薬品市場は、ASEANの中でタイ、フィリピンに次ぐ規模で、2019年には41億9,900万米ドルとなっており、2014年以降の年平均成長率は10.6%で、今後も2ケタの高い成長が見込まれている。

デンヨーとトヨタ 燃料電池電源車を共同開発し実証運転

デンヨー(本社:東京都中央区)とトヨタ自動車は9月17日、水素を使って発電する燃料電池電源車(FC電源車)を共同開発し、今後実証運転を通じて実用化に向けた取り組みを進めると発表した。FC電源車は、ディーゼルエンジンや化石燃料と異なり、環境負荷物質の排出がゼロになるとともに、連続約72時間の給電や発電の際に生成される水のシャワーなどへの活用が可能となる。

フィリピン 上半期の外資投資認可額は前年同期比半減

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、フィリピン統計庁はこのほど、2020年上半期の外国資本の投資認可額が前年同期比53.3%減の446億4,000ペソ(約981億2,880万円)にとどまったと発表した。国別にみると、米国が前年同期比約2.6倍の148億2,110万ペソで全体の約3分の1を占め、次いで英国が同約20.8倍の81億7,920万ペソ、中国が同約4.6倍の51億1,160万ペソと続き、日本は同86.7%減の17億8,870万ペソにとどまった。
業種別にみると、運輸・倉庫が同約16.3倍の148億4,170万ペソで、構成比33.3%と全体の3分の1を占め、次いで製造業が同71.5%減の116億8,020万ペソ(構成比26.2%)、管理・サポートサービスが同69.1%増の112億4,860万ペソ(構成比25.2%)と続き、これら3業種で全体の84.7%を占めた。
地域別にみると、マニラ首都圏が同約2.5倍の261億3,370万ペソで全体の58.6%を占めた。カラバルソン地域は87.7%減、中部ルソン地域は82%減で、マニラ首都圏以外は大きく減少した。

良品計画 ミャンマーのコーヒー豆9/23より国内39店舗で販売

無印良品を展開する良品計画(本社:東京都豊島区)は9月17日、ミャンマーでケシに替わる農家の収入源として栽培されたコーヒー豆を、9月23日より日本国内39店舗とネットストアで販売すると発表した。価格は200gで990円(消費税込み)。このコーヒー豆は標高1,000~1,800mの南シャン州で栽培され、手摘みで収穫されたもの。

三菱自 軽「eKスペース」に福祉車 助手席ムービングシート仕様

三菱自動車(本社:東京都港区)は9月17日、軽スーパーハイトワゴン「eKクロススペース」に福祉車「助手席ムービングシート仕様車」を設定し、全国の系列販売会社を通じて同日から販売を開始すると発表した。
これは電動で助手席シートが回転し、スライドダウンするタイプの福祉車で、車いすと車内の乗り降りの負担を軽減する。助手席シートの回転時と昇降時に、着座姿勢を支える胸部固定ベルトを装備し、安全性を確保している。

8月の訪日外客99.7%減の8,700人 9割減超えは6カ月連続

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、8月の訪日外客は前年同月と比べ99.7%減の8,700人だった。訪日外客の前年同月比で減少幅が9割を超えるのは6カ月連続。一部の国で長期滞在者やビジネス関係者に限定して往来を再開する動きもあるが、観光目的の移動には引き続き制限があり、コロナ禍で入国制限の影響下にある基調は全く変わっていない。
8月の国・地域別訪日外客をみると、中国1,600人、ベトナム1,100人、韓国700人、台湾・タイ各400人、マレーシア・インドネシア各200人などとなっている。

東京ディズニーランドの大規模開発エリアが9/28オープン

オリエンタルランド(本社:千葉県浦安市)は9月17日、東京ディズニーランドの史上最大規模の開発エリア各施設を9月28日にオープンすると発表した。
「ファンタジーランド」「トゥモローランド」「トゥーンタウン」にまたがる総開発面積4万7,000㎡の用地に約3年かけて工事を行い、新施設を導入した。ファンタジーランドには、ディズニー映画『美女と野獣』をテーマにしたエリアが生まれ、トゥモローランドにはアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」やポプコーン専門ショップ、トゥーンタウンにはキャラクターグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」がオープンする。

日本「デジタル庁」21年秋までに設置 関連組織を一元化

日本政府は、行政のデジタル化を推進する「デジタル庁」を2021年秋までに設置する方針。縦割り組織を廃止し、各省庁にある関連組織を一元化し、強力な”司令塔”機能を持たせる。新型コロナウイルス禍への対応で露呈した行政手続きの遅さや、連携不足を解消していく。2021年1月に召集する通常国会にIT(情報技術)基本法改正案などを提出する。
9月19日から本格的な検討を開始し、新たな閣僚会議も発足させ23日に初会合を開くなど、デジタル化を加速させる方針。

三菱電機「フィリピンFAセンター」開設 10/1からサービス強化

三菱電機(本社:東京都千代田区)は9月17日、フィリピンのFA製品販売会社、MELCO Factory Automation Philippines Inc.内に「フィリピンFAセンター」を開設し、FA製品のサービス業務を10月1日に開始すると発表した。これにより、フィリピンにおけるFA製品の販売サービス体制を強化し、フィリピンでのFAシステム事業の拡大を図る。