大阪府吹田市の万博記念公園で10月10日、1970年の大阪万博から50年になるのに合わせ、5年後に再び大阪・夢洲で開催される「大阪・関西万博」への機運を高めようと、吉村知事、松井市長出席のもとプロモーションイベントが開かれた。
この日は50年前の万博のパビリオンの案内役の、様々なユニフォームを着用したモデルが一斉に登場。デザイナーのコシノジュンコさんは「日本の現代のファッションはここで誕生したと思う。次の万博でもすばらしい”うねり”になればいい」と話した。また、人気デュオ、コブクロが2025年万博のテーマソングを担当することが発表された。
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日立ABB インド製油企業から変電設備を14億円で受注
日立ABBパワーグリッド・インド社は10月8日、インド国営石油・ガス会社のヒンドゥスタン・ペトロリアム・コーポレーションとインド西部ラージャスターン州政府による合弁企業、エイチピーシーエル・ラージャスターン・リファイナリィ社から、同州に建設中のバルメール製油所向けの変電設備を約10億インドルピー(約14億円)で受注したと発表した。
バルメール製油所は繊維・包装・石油産業向けのクリーンな燃料や原料を生産する製油所で、総処理能力は年間900万トンに達する見込み。完成時には約1,000人の直接雇用、建設期間中には最大4万人の間接雇用を創出し、ラージャスターン州の経済発展に貢献することが期待されている。
「また逢う日まで」「魅せられて」作曲家・筒美京平さん死去
尾崎紀世彦さんが歌って大ヒットした「また逢う日まで」など昭和世代なら誰でも知っている数々のヒット曲を世に送り出した作曲家、筒美京平さんが10月7日、誤嚥性肺炎で亡くなったことが分かった。80歳だった。
筒美さんは1967年、グループサウンズ、ヴィレッジ・シンガーズの「バラ色の雲」を皮切りに、翌年いしだあゆみさんが歌った「ブル・ーライト・ヨコハマ」、そして尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」、ジュディ・オングさんの「魅せられて」など昭和の歌謡界を代表する名曲を送り出した。
1970年代以降はアイドル歌謡も数多く手がけた。南沙織さんの「17才」、近藤真彦さんの「スニーカーぶる~す」「ギンギラギンにさりげなく」、小泉今日子さんの「なんてたってアイドル」、松本伊代さんの「センチメンタル・ジャーニー」、岩崎宏美さんの「ロマンス」、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」など多くの曲を生み出した。
ADB ベトナム最大級の太陽光発電事業へ197億円融資
アジア開発銀行(ADB)は10月9日、ベトナム中部のフーイェン省で257メガワット(MW)の太陽光発電事業に1億8,600万米ドル(約197億円)の長期融資契約を締結したと発表した。ADBの融資には、JICA(国際協力機構)が出資する「アジアインフラパートナーシップ信託基金(LEAP)」による融資930万米ドルが含まれている。同事業は太陽光発電としては東南アジアで最大級で、タイやベトナム企業が参画している。
ロイヤルHD「天丼てんや」10/15シンガポール1号店オープン
ロイヤルホールディングスは10月9日、子会社テンコーポレーション(本社:東京都台東区)が、日系飲食ブランドの海外店舗運営・事業展開の実績が豊富なYOTEI PTE LTDと「天丼てんや」のフランチャイズ契約を締結し、10月15日にシンガポール1号店をオープンすると発表した。これにより、天丼てんやの海外出店はタイ(14店舗)、フィリピン(9店舗)、台湾(3店舗)、香港(2店舗)の5カ国・地域、29店舗となる。
今回の出店場所はシンガポールでも有数の商業施設の一つ、「オーチャード・セントラル」内で、店舗面積は142㎡、席数は68席。営業時間は11時30分~22時。シンガポールは外食頻度が高く、日系外食に対する認知度と受容性も高いことから、10年以内に20店舗の出店を目指す。
リネットジャパンG カンボジア技能実習生の送り出しを再開
リネットジャパングループ(本社:名古屋市中村区)は10月9日、カンボジア子会社で自動車整備人材教育・送り出し事業を展開するRENET(CAMBODIA)HR CO.,LTD.(以下、リネットカンボジアHR社)が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、中断していたカンボジア技能実習生の送り出しを10月より再開したと発表した。
4月から日本国内への入国が制限されていたが、10月から入国制限が緩和されたことにより、カンボジア技能実習生の入国も可能となった。リネットカンボジアHR社では、出発が延期されていた実習生51人、および現在カンボジアで講習中の実習生を順次送り出していく。
リネットカンボジアHR社は2018年1月の設立以来、カンボジア政府の要請を受け、カンボジア最大の国立工科大学校、National Polytechnic Institute of Cambodia(NPIC)を拠点に、日本の受け入れ企業で戦力として活躍できるカンボジア人材を育成。現在累計で日本の自動車業界に150名を超える受け入れ(予定含む)を決定している。
「大阪都構想」賛否問う住民投票 10/12告示 220万人に選択迫る
政令指定都市・大阪市を廃止して4つの特別区(「淀川区」「北区」「中央区」「天王寺区」)に再編する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が10月12日告示された。
大阪市の有権者220万人余を対象にした住民投票は11月1日に行われ、投票率にかかわらず賛成が多数になれば可決となり、大阪市の廃止と特別区の設置(2025年1月1日から移行)が決まる。また、反対が賛成と同数か多数なら否決となり、今の大阪市が存続することになる。
日本 モンゴルの新型コロナ危機の緊急支援に250億円の円借款
日本政府は、モンゴルの新型コロナウイルス危機対応のための緊急支援として、250億円を限度とする円借款を供与する。10月9日、モンゴルの首都ウランバートルで茂木敏充外相と、モンゴルのニャムツェレン・エンフタイワン外相との間で、これに関する交換公文の署名が行われた。
今回の財政支援を通じて、新型コロナウイルス禍により悪化している同国の社会・経済状況の回復に向け課題克服および、今後の持続的発展に貢献する。
参天製薬 Orbisと眼疾患で長期パートナーシップ契約締結
参天製薬(本社:大阪市北区)とOrbis Internationalは10月8日、今後ますます増加が予想される眼疾患について、アジアなどの低・中所得国における負担軽減に向けた、10年間の長期パートナーシップ契約を締結したと発表した。両者は、眼科医療従事者のスキル向上、デジタル技術の開発、さらには目の健康の重要性に対する社会的な認知向上を通じ、質の高い眼科医療システムの発展を加速させていく。
パートナーシップの第一段階として、当初3年間で①ベトナムとインドで眼科研修医向けトレーニングの質の向上および眼科医の緑内障専門知識スキルの向上に取り組む②緑内障に関する眼科医向けデジタルトレーニングプログラムを開発する。
商船三井 フィリピン マグサイサイGと人材コンサル事業へ進出
商船三井(本社:東京都港区)は10月9日、長年の船員育成における現地パートナー、マグサイサイグループの人材紹介会社MPRCと共同で、フィリピンにおける船員以外の領域の人材コンサルティング事業に進出すると発表した。
長年の船員育成で培った経験と知見を最大限生かし、国境を越えて働く人と受け入れる企業をつなぎ、双方の国と社会の持続的な成長と発展に貢献していく。