koken のすべての投稿

マヤ文明で最大の建造物確認 メキシコのアグアダ・フェニックス遺跡

古代マヤ文明の遺跡の調査を進めている日本、米国、メキシコなどの研究チームはこのほど、メキシコ南部のアグアダ・フェニックス遺跡で、同文明で最大とみられる建造物を確認したと発表した。6月4日、英科学誌ネイチャーに発表された。
同建造物の規模は南北約1400m、東西約400mにわたる。マヤ文明でこれまで最大規模とされてきたエル・ミラドールの建造物より40万㎥以上大きいという。建造物の上部には平面状の「基壇」が広がっており、発掘調査で未使用の翡翠(ヒスイ)の石斧(せきふ)が見つかったことなどから、研究チームはこの建造物は共同祭祀に使われていた施設とみている。

トヨタ 中国5社と燃料電池を共同開発へ北京市に合弁会社設立

トヨタ自動車は6月5日、中国における燃料電池車両(FCV)の普及に向け、中国の自動車メーカー5社と共同で商用車用の燃料電池システムの研究開発会社を設立すると発表した。2020年中に北京市内で6社合弁による新会社「連合燃料電池システム研究開発(北京)有限公司」の設立を目指す。
参加する中国企業は中国第一汽車股份有限公司、東風汽車集団有限公司、広州汽車集団股份有限公司、北京汽車集団有限公司、北京億華通科技股份有限公司の5社。

スカラ ミャンマーの遠隔医療サービスのミャンケアに出資

ITやファイナンス事業を手掛けるスカラ(本社:東京都渋谷区)は6月3日、ミャンマーで遠隔医療サービスを提供するミャンケアに出資したと発表した。ミャンケアが実施した第三者割当増資を引き受けた。出資額や出資比率は非公表。
スカラはミャンケア利用者の医療・健康情報のビッグデータ処理や分析を通じて、保険会社などに新たなサービスの展開を図る。ミャンケアは調達資金を人員体制の強化やシステム投資に充て、事業を拡大する。
ミャンケアはヤンゴンを拠点に、小児科に特化した医師常勤のコールセンターを核とした遠隔診療サービスを提供している。従業員数は30名。

SBI インドネシアのKejora Capitalと共同ベンチャーファンド設立

SBIホールディングス(本社:東京都港区)は6月3日、インドネシアの大手ベンチャーキャピタル、Kejora Capital Management Pte.Ltd(本社:ジャカルタ、以下、Kejora社)都の間で、共同ベンチャーファンドを設立すると発表した。
このファンドはインドネシア地域のサプライチェーン、教育、医療、消費財、農業、フィンテック、デジタルメディア分野における革新的なテクノロジーを保有するアーリーステージの有望なスタートアップを投資対象とするベンチャーキャピタルファンド。同ファンドは3,000万米ドル規模の投資を目指している。SBIグループがインドネシア地域に特化したVCファンドを設立するのは初めて。

香港政府 海外からの入境制限を9/18まで3カ月延長を発表

香港政府は6月2日、入境制限および集合制限措置を延長すると発表した。新型コロナウイルスの感染経路が不明な事案やクラスターの発生が確認されているため。
これにより、中国本土、マカオ、台湾からの入境は6月7日までの期限を7月7日まで1カ月間、海外からの入境は6月18日までの期限を9月18日まで3カ月間それぞれ延長する。いずれも居住者や就労ビザがある場合など入境が可能な者に対する14日間の強制検疫は継続となる。
また、公共の場における9人以上の集合禁止措置は、6月4日の期限を6月18日まで14日間延長する。飲食店などへの制限は、テーブル間の距離(1.5m以上)、1テーブルの同席(8人まで、バーは4人まで)などは、6月4日の期限を6月18日まで14日間延長する。ディスコやサウナなどは引き続き営業停止。

楽天モバイルとNEC 5Gコアネットワークの共同開発で合意

楽天モバイル(本社:東京都世田谷区)と日本電気(本社:東京都港区、以下、NEC)は6月3日、コンテナ技術を導入したStand Alone方式(以下、SA方式)の5Gコアネットワーク(以下、5GC)を共同開発することで合意したと発表した。
これに基づき両社は、NECが開発した5GCのソースコードをベースに、高い信頼性を備えた日本製5GCの構築を共同で進める。楽天モバイルは日本国内で2020年より商用5Gサービスを開始し、2021年よりSA方式の5GCを使用した5Gネットワークの提供を予定している。

村田製作所・帝人F 電気で抗菌性能を発揮する圧電繊維を開発

村田製作所(本社:京都府長岡京市)と帝人フロンティア(本社:大阪市北区)は6月4日、世界初となる、人が動く力などを電気エネルギーに変換し、抗菌性能を発揮する圧電繊維「PIECLEX(ピエクレックス)」を共同開発したと発表した。
両社はこの繊維の研究・開発および製造・販売を目的に4月1日、合弁によりピエクレックス(本社:滋賀県野洲市)を設立。村田製作所の圧電技術と、帝人フロンティアの原料から製品に至るまでの繊維技術を組み合わせることで開発に成功した。
新繊維ピエクレックスは植物から抽出したデンプンを発酵させて乳酸をつくり、結合させたPLA(ポリ乳酸)を原料としており、薬剤や有機溶剤を使用しないことから、地球に優しい素材。

大阪府 6/6から唾液によるPCR検査導入 1日3,500件へ引き上げ

大阪府は6月5日、新型コロナウイルス対策協議会を府庁で開き6日から、現在の鼻と喉奥の粘液採取による方法に比べ、簡単な唾液によるPCR検査を導入することを決めたと発表した。これとともに課題である検査数を拡大し、1日あたりの検査数の目標を現在の2,000件から最大で3,500件に引き上げる方針を確認した。

19年の出生率1.36 4年連続低下し12年ぶり低水準 少子化が加速

厚生労働省がまとめた2019年の人口動態統計によると、子どもの出生数は過去最少の86万5,234人だった。出生数は女性の全年代で減少しており、とくに25~39歳の落ち込みが大きい。1人の女性が生涯に生む子どもの数にあたる合計特殊出生率は1.36となり、前年から0.06ポイント下がった。4年連続の低下で2007年以来、12年ぶりの低水準となった。
合計特殊出生率は2005年に1.26まで下がった後、2015年には1.45まで回復していた。ところが、2016年以降は再び低下が続いている。晩婚化や結婚しない人が増えていることが大きい。国立社会保障・人口問題研究所が2017年に示した日本人の将来人口の推計は、2019年の出生率を1.42としていた。実績は大幅下振れし、少子化が政府見通しを上回るペースで加速している。
2019年の死亡者数は138万1,098人と戦後最多を更新した。死亡者から出生数を差し引いた自然減は51万5,864人と過去最大になった。