24年春大卒の就職率98.1%で過去最高 ”売り手市場”鮮明

文部科学省と厚生労働省は5月24日、2024年春に卒業した大学生の4月1日時点の就職率が前年より0.8ポイント高い98.1%だったと発表した。新型コロナウイルス禍前の2018年卒、2020年卒の98.0%を上回り、1997年の調査開始以来で過去最高となった。直近の企業好決算からも明らかなように経済の回復と、広がる人手不足を背景に、学生優位の”売り手市場”の傾向が鮮明になっている。
調査は全国の国公私立大62校から抽出した4,770人を対象に実施した。