競馬の第167回天皇賞・春(G1、3200m芝、17頭出走)は4月30日、リニューアルされた京都競馬場で3年ぶりに行われた。圧倒的1番人気の先行馬、タイトルホルダーが2周目の第4コーナーで競争中止するアクシデントがあった中、2番人気のジャスティンパレス(クリストフ・ルメール騎乗)が3分16秒1で制しG1初優勝し、1着賞金2億2,000万円を獲得した。ルメール騎手はこのレース、2019、2020年に続き3勝目。杉山晴紀調教師は初勝利。
ジャスティンパレスは長丁場を意識してか、道中中団につけスタミナを温存。最終の直線で鋭い末脚を繰り出し、一気に抜け出した。2馬身1/2差の2着に5番人気のディープボンド、さらに1馬身差の3着に6番人気のシルヴァーソニックが入った。