東北大 間葉系幹細胞の幹細胞性向上へ新規培養法開発

東北大学は3月29日、間葉系幹細胞の幹細胞性を向上させる新規培養法「振盪浮遊培養法(しんとうふゆうばいようほう)」を開発したと発表した。浸透浮遊培養に、神経の元となる神経幹細胞用培地を応用することで、神経堤細胞様の間葉系幹細胞凝集体(スフェロイド)を作製することに成功した。このスフェロイドが幹細胞関連遺伝子・免疫調整遺伝子の発現を回復させることで、骨再生効果を向上させることを示した。

東北大 間葉系幹細胞の幹細胞性向上へ新規培養法開発

東北大学は3月29日、間葉系幹細胞の幹細胞性を向上させる新規培養法「振盪浮遊培養法(しんとうふゆうばいようほう)」を開発したと発表した。浸透浮遊培養に、神経の元となる神経幹細胞用培地を応用することで、神経堤細胞様の間葉系幹細胞凝集体(スフェロイド)を作製することに成功した。このスフェロイドが幹細胞関連遺伝子・免疫調整遺伝子の発現を回復させることで、骨再生効果を向上させることを示した。