三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は10月3日、中国の瀋陽秋実農業科技発展有限公司(本社:中国遼寧省、以下、瀋陽秋実)との間で、植物工場事業について提携することで合意したと発表した。提携内容は中国初となるトマトおよびイチゴを対象とする植物工場システムを瀋陽秋実へ納入、実証農場として活用する。また、瀋陽秋実による三菱ケミカルの植物工場の中国東北地域および内モンゴルにおける拡販協力など。 瀋陽秋実は、中国・東北地方に強いネットワークを持つ育苗業者で、2018年より三菱ケミカルの植物工場システムを導入し、年間500万株の苗および、年間60トンの葉物野菜を生産している。