総務省が発表した6月の労働力調査によると、女性の就業者数は前月比53万人増の3,003万人(原数値)となった。調査開始以来、初めて3,000万人を突破した。完全失業率(季節調整値)は2.3%と前月から0.1ポイント低下した。完全失業者数は前年同月比6万人減の162万人だった。新たに転職活動する人などが減ったことが影響した。 厚生労働省が発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から0.01ポイント低下し1.61倍だった。低下は2カ月連続。正社員の有効求人倍率は1.15倍と、前月から横ばい、雇用の先行指標とされる新規求人倍率は0.07ポイント低下し、2.36倍だった。