外国人の純増数14万7000人 5年連続増 労働力不足で
総務省が行った2017年10月1日時点の人口推計によると、過去1年間の外国人の純増数は14万7000人に達し、5年連続で増えた。
この1年間に外国人は249万人余りが国外に流出する一方で、264万人弱が海外から流入した。日本人の人口減の加速を外国人の増加が緩和する構図が鮮明になっている。
日本の外国人人口は205万8000人と初めて200万人を突破した。若年層の人口減少が続き、年々不足していく労働力を補うべく、高度人材や外国人技能実習生の流入が拡大している。その結果、総人口1億2670万6000人に占める割合は1.6%を超えた。