ロシア無人機工場に北朝鮮労働者動員

ウクライナ国防省情報総局は11月14日、ロシアが無人機(ドローン)の組み立て工場で、北朝鮮の労働者約1万2,000人を年内に動員する計画だと明らかにした。ロシアはウクライナ侵略で人手が不足しており、無人機攻撃の強化に向け北朝鮮に協力を求めたとみられる。
同局によると、北朝鮮労働者はロシア中部タタルスタン共和国の攻撃用無人機の工場に動員される。労働者の作業時間は1日12時間以上になる見通しという。
一方、ロシア国防省は14日、西部クルスク州で北朝鮮兵がロシア軍とともに地雷除去にあたっていると発表。訓練や作業の様子を動画で公開し、ロシア・北朝鮮間の結束をアピールした。